PCメーカーのAcerから登場した「Acer FreeSense Ring」は同社初の指輪型のスマートデバイスだ。スマートウォッチより手軽に健康管理ができるスマートリングは、装着もしやすく、次世代のウェアラブルデバイスと言える。日本では11月22日までGREENFUNDINGで先行支援を受付中だ。実際に1ヵ月弱試用してみて、その使い勝手を試したのでレポートする。
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軽量かつ高級感ある指輪型のデバイス
Acer FreeSense Ringは本体の厚みが2.6mm、幅が8mmというサイズのスマートリングだ。リングのサイズは#6~#13まで8サイズが用意される。購入時は代金を支払い後、先にサイジングキットが送られ、自分の指に合うサイズを実際に確かめてからサイズをオーダーする。スマートウォッチと異なり、あとからサイズを調整することができないため、この販売方法は合理的だろう。
本体のカラバリは、マットローズゴールドとグロッシーブラックの2色。今回はグロッシーブラックを試用した。本体はチタン合金製で表面は真空メッキと耐摩耗コーティングで処理されているので、傷や腐食にも十分強いとのことだ。
また、IP68の防塵・防水に対応、5気圧(50m)耐水設計なので、日常的な手洗いやシャワー中も外す必要はない。ただし、サウナや高温の浴槽などでの着用は控えたほうがいい。
重量はサイズにより異なるが、2.9~4gであり、指に装着する際に特に気になる重量ではない。本体の内側には生体データを取得するセンサーがあるが、出っ張りがないため違和感もなく指にはめることができる。なお、内側にはLEDライトも内蔵されている。指に装着時、点滅するが気になるものではない。
充電は専用の充電台を利用する。台座から曲がった棒が出た形状で、先の部分にマグネットがあり、リング本体内側の充電コネクタと接続する。ケース型ではないため移動中の充電はできないものの、リングのサイズが異なっていても同じ充電台の使用が可能だ。友人や家族と充電台を共有することもできる。
充電台にはUSB Type-C端子があり、付属品または汎用のケーブルを使うことができる。充電中はリング内側のライトが赤で点滅、満充電になると緑に点灯で教えてくれる。
装着する指についての指定はないが、筆者は人差し指に着けることが多い。運動のあと、指輪と指の間がちょっと汗ばんだときなどに、ほかの指に着け替えている。スマートウォッチのように、ベルトの内側に汗が多くついてしまうこともないのがスマートリングのいいところだ。




























