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格安スマホはどれがオススメ? 2万円台SIMフリー端末が狙い目な理由 (1/5)

文●ジャイアン鈴木 編集●ASCII編集部

2017年10月25日 17時00分

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安かろう悪かろうの時代は終わった!
「HUAWEI P10 lite」はお値段以上の端末だった

 今回の記事に合わせてファーウェイの「HUAWEI P10 lite」を短期間だがメイン端末として利用した。使った感想はとにかく「スキがない」というもの。現在筆者はiPhone 8を利用しており、両者にはアプリのスコアだと倍以上の差があるが、体感的にストレスは感じない。アプリケーションの起動、切り替えは実にキビキビしている。

 カメラ画質も文句なし。至近距離でもピタリとピントが合うし、強い光源があっても大きく色が転ぶことはない。画質がいいうえに、とにかく失敗写真が少ないのだ。本製品は上位モデルと違ってLeicaカメラを謳っていないが、その必要はすでにないと思えるほど「HUAWEI P10 lite」の画質は満足できるクオリティーだ。

左がノーマルモードで右がポートレートモード

 唯一残念だったのがUSB Type-C端子を採用していないこと。この価格帯のスマホにワイヤレス充電までは求めないが、ファーウェイが2017年に発売する端末にmicroUSB端子は採用してほしくなかったところだ。

定番ベンチマークソフト「Geekbench 4」で「HUAWEI P10 lite」を計測してみたが、Multi-Core Scoreは3432。iPhone 8の約1/3のスコアだが、体感的にはそれほどの差はない

これは「HUAWEI P10 lite」で撮影した実写画像。絞り値:f/2.2、露出時間1/30秒、ISO速度:ISO-320。赤色部分がやや塗り絵っぽい印象があるが、それ以外は実際の質感・色調に忠実だ

同時に発表された「HUAWEI P10」、「HUAWEI P10 Plus」にはUSB Type-C端子が搭載されているが、「HUAWEI P10 lite」のみmicroUSB端子が採用された。差別化のための施策だとしたら非常に残念

 次のページからはレビューしたHUAWEI P10 liteも含め、2万円台で購入できるオススメSIMフリースマホを6台紹介する。スマホの端末代を抑えつつもそこそこの機能が欲しいという人は、参考にしていただきたい。

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