著者&スマホ総研メンバーがオススメのスマホはコレ!
悪いところが見当たらなくて困った!
著者・ジャイアン鈴木「HUAWEI P10 lite」
ファーウェイほど端末の価格が読めないメーカーはない。もちろんスペック表を見れば、だいたいいくらぐらいだろうと目星はつく。しかし、発表会などで触ったときには皆目検討がつかない。本製品は「5万円です」と言われれば、それで納得してしまうほどの質感を備えている。高価なiPhoneはケースをつけずに使う勇気はないが、比較的安価な本製品なら裸で使い、その優美なボディーを愛でられる。前章のレビューの繰り返しになるが、「HUAWEI P10 lite」はUSB Type-C端子搭載が見送られた点以外はスキがない。自分の親にも自信をもってオススメできる一台だ。
目立たない存在だがカメラ以外は実力派
スマホ総研オカモト「モトローラ Moto G5」
モトローラのミドルクラス機「Moto G」シリーズは、正直店頭での存在感はそれほど大きくないものの、コスパの高さは圧倒的。Moto G5は実売価格もジリジリ下がってきて2万円強。性能を考えると文句なしです。UIが素のAndroidもASCIIの読者のようなデジタル機器に強いユーザーであれば好感を持つはずだし、チューニングがしっかりなされているのかバッテリーの持ちもすごくいい。1つだけ気になる部分をあげるならカメラかなー。機能が少なめだったり、レスポンスがやや遅めだったりで、イマドキじゃない。
美顔美肌で動画配信! これだけで推せる!
スマホ総研スピーディー末岡「ASUS ZenFone Live」
筆者はスペック至上主義者なので、今回の2万円台スマホの中から選ぶのは非常に難しかったのだが、それでもこの「ZenFone Live」を選んだのは動画配信に特化した機能があったから。一向に上達しないが自撮りにハマっているスピーディー末岡的には、盛った状態で配信できるというのは心惹かれる機能だ。最近はインカメラの進化が著しいが、静止画で盛れても動画で盛ってくれる端末は少ない(ないわけでない)。
ZenFone Liveのスペック自体は、今回紹介したスマホの中ではそんなに高くはない。が、このように突出した機能があるとついつい選んでしまうのもスペック厨である。価格もかなり抑えられているので、メイン端末でテザリングをしつつ、動画配信専用スマホとしてサブ的に使うのがいいだろう。本体サイズも小さいので、女性でも持ちやすいのがポイント。つまり気軽に動画配信しやすいのである。
小さいは正義! あえての前モデル
スマホ総研ミナミダ「goo g06+」
ポケットでジャマにならない小型スマホ好きなので、現在iPhone SEを愛用中。しかし、iPhoneは子どもに渡すにはお高めということで、今回のラインナップになくて申し訳ないが、お子さんをもつ方にオススメしたいのが「g06+」です。ペアレンタルコントロールアプリがプリインストールされているので安心!
4型IPS液晶の解像度は480×800ドットと実使用上必要最小限ですが、なにせ7800円(税抜)という価格で小さいのが最大の魅力。手がちいさい子どもでも扱いやすいです。さらにOSはAndroid 7.0でメモリーも「g06」の倍の2GB。ドコモ系格安SIMならFOMAプラスエリア(Band6)とLTEプラチナバンド(Band19)が使えます。
バッテリーは取り外し可能で予備バッテリーも販売(1463円、税抜)されているので、バッテリーを入れ替えれば重いモバイルバッテリーも不要。好きな色の背面カバーが追加でもらえるのもステキ。最新ゲームをバリバリ楽しむというスペックではありませんが、かなりバランスがいいスマホだと思います。小型ということで、あえてg07+ではなくこちらを選びました。