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格安スマホ3万円前後はどれが買い? 人気端末6機種比較 (4/7)

文●ジャイアン鈴木 編集●ASCII編集部

2018年03月14日 17時00分

まずは性能対決! ベンチマークで見る国内外スマホ

 最初に検証したのはスマホそのものの性能。定番のベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」で6機種のテストを実施した。国内勢はQua phone QZとAQUOS sense lite SH-M05は8コアの「Snapdragon 430」、arrows Be F-05Jは4コアの「Snapdragon 410」を搭載しており、国内勢でベンチマークスコアがもっとも優れていたのは僅差でQua phone QZとなった。最下位だったarrows Beもスコア的にそれほど差はないが、ややアプリの起動、切り替えが遅いように感じた。とは言え、その差はわずか。重たいアプリケーションを複数同時に利用しないかぎりは気にならないはずだ。

京セラ「Qua phone QZ」(au) AnTuTu Benchmarkのスコアは59118

シャープ「AQUOS sense lite SH-M05」 AnTuTu Benchmarkのスコアは57776

富士通「arrows Be F-05J」(ドコモ) AnTuTu Benchmarkのスコアは36723

 ほぼ僅差だった国内勢に対し、ぶっちぎりのベンチマークスコアを記録したのが自社製8コアCPU「HUAWEI Kirin 659」を搭載するHUAWEI nova lite 2で、国内勢のarrows Beのダブルスコアとなる87613だ。実際、体感速度的にもアプリの起動、切り替えも瞬間的に感じられた。

 スコアはその約7割にとどまっているものの、8コアCPU「Exynos7870」を搭載するGalaxy Feel SC-04Jも十分速い。また、Galaxy Feelはエフェクトを調整しているのか、画面遷移がもっとも滑らかだった。

ファーウェイ「HUAWEI nova lite 2」 AnTuTu Benchmarkのスコアは87613

サムスン「Galaxy Feel SC-04J」(ドコモ) AnTuTu Benchmarkのスコアは62480

ASUS「ZenFone 4 Max Pro」 AnTuTu Benchmarkのスコアは56704

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