まずは性能対決! ベンチマークで見る国内外スマホ
最初に検証したのはスマホそのものの性能。定番のベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」で6機種のテストを実施した。国内勢はQua phone QZとAQUOS sense lite SH-M05は8コアの「Snapdragon 430」、arrows Be F-05Jは4コアの「Snapdragon 410」を搭載しており、国内勢でベンチマークスコアがもっとも優れていたのは僅差でQua phone QZとなった。最下位だったarrows Beもスコア的にそれほど差はないが、ややアプリの起動、切り替えが遅いように感じた。とは言え、その差はわずか。重たいアプリケーションを複数同時に利用しないかぎりは気にならないはずだ。
ほぼ僅差だった国内勢に対し、ぶっちぎりのベンチマークスコアを記録したのが自社製8コアCPU「HUAWEI Kirin 659」を搭載するHUAWEI nova lite 2で、国内勢のarrows Beのダブルスコアとなる87613だ。実際、体感速度的にもアプリの起動、切り替えも瞬間的に感じられた。
スコアはその約7割にとどまっているものの、8コアCPU「Exynos7870」を搭載するGalaxy Feel SC-04Jも十分速い。また、Galaxy Feelはエフェクトを調整しているのか、画面遷移がもっとも滑らかだった。