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格安スマホ3万円前後はどれが買い? 人気端末6機種比較 (6/7)

文●ジャイアン鈴木 編集●ASCII編集部

2018年03月14日 17時00分

使いやすさを求めた独自性能は本当に便利か!?

 国内勢の3製品とも防水性能を備えているが、もっとも高いタフネス性能を備えているのがarrows Be F-05J。米国軍用規格MIL-STD-810Gの14項目に準拠しており、防水、防塵、耐衝撃、耐振動だけでなく、塩水耐久機能まで備えている。またディスプレーには高い耐傷性を備えたCorning Gorilla Glass 3を採用し、画面周囲には0.3mmのフチが立てられている。誤って端末を落下させてしまった場合でも、ディスプレーに傷がつく可能性は低い。

京セラ「Qua phone QZ」(au)

IPX5/IPX8の防水性能を備えているだけでなく、画面が濡れていても誤動作しないタッチパネルを採用している

シャープ「AQUOS sense lite SH-M05」

IGZOディスプレーを搭載する本製品は、液晶テレビ「AQUOS」譲りの画像処理エンジンを搭載。「バーチャルHDR」機能を有効にすれば、非対応の動画コンテンツや自分で撮影した動画をHDR画質のように表示可能だ

富士通「arrows Be F-05J」(ドコモ)

米国軍用規格MIL-STD-810Gの14項目に準拠。防水(浸漬)、防水(風雨)、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、塩水耐久、高温動作、低温動作、低湿保管、低圧動作、低圧保管性能を備えている

コンパクトボディーかデュアルレンズか?

 海外勢のHUAWEI nova lite 2、ZenFone 4 Max Proともにデュアルレンズという独自機能があるが、前者はぼけ味の表現、後者は120度の広角写真撮影が目的。広角カメラは狭い場所で広い範囲を撮影できて便利だが、ZenFone 4 Max Proのカメラは標準設定で青みがかって写る傾向があるので注意。こまめなホワイトバランス調整が必要になる。

 そんな中、あえて小さな4.7型ディスプレーを採用したGalaxy Feel SC-04Jの握りやすさ、操作しやすさは高評価に値する。

ファーウェイ「HUAWEI nova lite 2」

1300万画素と200万画素のダブルレンズカメラを搭載。被写体との距離を測定し、ぼけ味を演出したレンズ交換式カメラのような写真が撮影可能だ

サムスン電子「Galaxy Feel SC-04J」(ドコモ)

今回紹介した中で最もコンパクトな4.7型ディスプレーを採用。端末幅67mm、薄さ8.3mmの手になじむボディーに仕上げられている

ASUS「ZenFone 4 Max Pro」

標準カメラに加えて、120度の広角レンズカメラを搭載。広い景色や大人数での記念撮影も難なくこなせる

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