スマホ単独でも接続可能!
会議を長引かせるトラブルその4として「資料がたまたまスマホ内にあるんですよね問題」が挙げられる。このご時世、だれもがパソコンを持ち歩くわけではない。会議で大画面ディスプレーとつなげる方法がないため、その場での共有がかなわず、結局時間がかかった割にはグダグダの報告になってしまう……。
そんなときに使えるのは、もちろん「EZCast Pro Dongle2」だ。スマホ(Android/iOS両対応)に専用アプリのEZCast Proをインストールしておけば、すぐに送信を開始できるので、会議もサクサク展開。なんならスマホのみを持ち寄った会議だって開催できるだろう。
EZCast Proの使い方
パソコン編
パソコンからEZCastProを利用する手順を解説しよう。なお、ダウンロードサイトには「Pro」が付いていない「EZCast」というアプリもあるが、そちらでは「EZCast Pro Dongle2」は動作しない。
ただしこの場合だとパソコンと「EZCast Pro Dongle2」がアドホック接続のまま。パソコンがネットにつながっておらず、なにかと不便。そこで「EZCast Pro Dongle2」もWi-Fi接続する。これにより、以降はルーターを介しての送信が可能となる。
なお、複数台のパソコンやスマホを接続する場合、一番最初に「EZCast Pro Dongle2」と接続したデバイスが「ホスト」、以降に接続したデバイスは「ゲスト」となる。画面内で複数の送信を行なう場合には、ホストとなったEZCastProのユーザーが、他のユーザーに許可を与える必要がある。
スマホ編
スマホの場合でも、EZCast Proから「EZCast Pro Dongle2」への接続方法はほぼ同じだ。なお、以下の画面はiPhoneのもの。
これで準備は整った。あとは思う存分画面の送信に励んでいただきたい!
簡単設定で素早く画面送信!
働き方改革推進にも力を発揮
ここまで見てきた通り、「EZCast Pro Dongle2」を使えば、会議を長引かせるいくつものトラブルを容易に解決できる。「EZCast Pro Dongle2」のメーカー直販価格は1万9030円(税込、12月中旬現在)。2万円弱で働き方改革が前進するのであれば大歓迎というところだろう。
しかも初期設定はごくカンタン。ワイヤレスの画面送信設定に四苦八苦した経験のある人は少なくないと想像するが、今となっては過去の話。もうとにかく容易で、初見でも問題なく画面表示が可能になる。EZCastProアプリ内にもさまざまな機能があるが、ここではスペースの関係から割愛させていただくこととするが、とりあえずミラーリングさえできていれば問題なく「EZCast Pro Dongle2」を活用できるはず。
さっそく導入を検討し、来年度こそはムダな会議時間を減らして働き方改革を推進していこうではないか。