新型コロナウイルスの影響で大量のデータ通信を使うなら
3大キャリアのプランが魅力的という人もいるはず
とはいえ、新型コロナウイルスの影響でテレワーク生活をしており、かつ自宅に固定のインターネット回線がなくスマートフォンの通信量が大量に必要なのであれば、3大キャリアは格安SIMと比べて有利だ。さらに学生ならば、期間限定ではあるが、追加チャージの無料提供により、さらにより安く50GB程度まで利用できる。
つまり、格安SIMでは容量が足りず3大キャリアに乗り換えを検討している最中なら、iPhone SEは3大キャリアで買うのが良さそうだ。
さらに自宅にこもる生活で通販の利用が多くなるなら、Yahoo!ショッピングのポイント還元率が大きく上がるソフトバンク、au Wowma!での利用に有利なau、Amazonプライムが無料で使えるドコモなど、3大キャリアに加入のメリットも出てくる。特に月に万単位でYahoo!ショッピングのお世話になっていれば、ソフトバンクのメリットは大きい。
そのほか、無金利で分割払いができることや、分割払いの途中に、一定条件のもとで返却することで残りの支払いが免除される制度「スマホおかえしプログラム」「かえトクプログラム」「トクするサポート」もある。
それまで使っていた端末の返却による残債免除は、iPhoneが手元に残らないので単純な割引と捉えるには無理があるが、場合によっては自分で売却するよりも有利になる可能性もあるため、検討の価値はある。
とはいえ、乗り換えてまで
3大キャリアでiPhoneを買うメリットは小さいか
結局のところ、格安SIMで月額2000円程度に収めていて不満なく使っているユーザーであれば、3大キャリアに乗り換えてまでiPhone SEを買うメリットはないということが結論だ。
しかし、現在の社会情勢もあって通信容量の関係から3大キャリアに移行を考えているなら、iPhone SEの購入時にMNPで3大キャリアに乗り換えるのもありだ。そして、現在は3大キャリア間での乗り換えを考えている人も3大キャリアでの購入がいいだろう。
そういう事情でもなければ、格安SIMを使い続けるままApple StoreでSIMフリー版iPhone SEを購入し、自分で差し替えることがオススメだ。iPhone SEは現在人気で、Apple Storeでは到着まで少し時間がかかる。早く欲しいならすぐに動くことをおすすめしたい。