プレイリストから対応コンテンツが探せる
Apple Musicを起動するとトップページに空間オーディオのプレイリストが7種類並んでいる。空間オーディオの魅力を紹介する特集ページも含めて、空間オーディオを猛烈に推すアップルの意気込みが伝わってくる。
数千曲以上に及ぶ空間オーディオコンテンツを探す際にはこのプレイリストが役に立つ。文字検索は「ドルビーアトモス」「Dolby Atmos」のどちらを条件に指定しても正しくヒットしなかった。
アルバム作品のページを開くと解説テキストの下にドルビーアトモス、ロスレスなどその作品がどのフォーマットで楽しめるのか見分けられるロゴが並ぶ。アルバムによっては収録曲の一部だけが空間オーディオに対応している場合もあるので根気よく探そう。お気に入りのアーティストによる思わぬ楽曲が空間オーディオで聴けるかもしれない。
Apple Musicの空間オーディオを楽しむための環境設定
iPhoneやiPad、Macは、Bluetoothヘッドホンやイヤホンと組み合わせてApple Musicの空間オーディオ対応コンテンツをワイヤレスで聴くこともできる。
AirPodsシリーズやBeats by Dr.Dreの中からApple H1、またはApple W1チップを搭載するワイヤレスヘッドホンやイヤホンであれば、対応するコンテンツの再生を始めると自動的に空間オーディオ再生が選択される。「ミュージック」アプリの設定に入り、「ドルビーアトモス」の設定を「常にオン」としておけば、他の様々な有線/無線のヘッドホンやイヤホンでも、空間オーディオ再生が楽しめる。反対に空間オーディオ再生ではなく、通常のステレオ再生に戻して聴きたい場合は設定を「オフ」にしよう。
iOS/iPadOSの「設定」アプリでミュージックを開いて、「ダウンロード」に並ぶ「ドルビーアトモスでダウンロード」をオンにすると、空間オーディオ対応コンテンツを端末に保存してオフライン再生ができる。すでにiPhoneに保存していたコンテンツが空間オーディオに対応しているものであれば、設定を切り換えた時、自動的にこれを入れ替える。