簡単・高精度・安心感が魅力 グーグルのドアベル&セキュリティーカメラ実機レビュー (2/6)

文●ジャイアン鈴木 編集●飯島恵里子

2021年09月11日 12時00分

「Google Nest Doorbell」のサイズは46×160×24.1mm、重量は206g。IP54相当の防水・防塵性能を実現

両者の最大の違いは「チャイム機能」の有無

 まずは基本スペックからチェックしましょう。「Google Nest Doorbell」のカメラは1/3インチ1.3MP(960×1280ドット/最大30fps、HDR、アスペクト比3:4、対角画角145度、6倍デジタルズーム)を搭載。モーションセンサーは赤外線放射の変化を検知するPIR(Passive Infrared Ray)を採用。

 4つの850nm赤外線LED(IRカットフィルター付き)を内蔵しており、夜間でも最大3mまで確認可能なナイトビジョン機能を備えています。ワイヤレス通信機能は802.11b/g/n(2.4GHz)とBluetooth LEをサポートしています。

本体背面に充電用のUSB Type-C端子を用意

パッケージには本体以外に、充電ケーブル(1m)、ベースプレート、角度調整用パーツ(20度)、配線コネクタ、壁面取り付けネジ×2、取り付けネジ×2、壁用アンカー×2、スペーサー×2、取り外し用ツール、説明書類(クイックスタートガイド、安全と保証に関する説明書)が同梱

 一方、「Google Nest Cam」のカメラは1/2.8インチ2MP(1920×1080ドット/最大30fps、HDR、アスペクト比16:9、対角画角130度、6倍デジタルズーム)を搭載。モーションセンサーは水平画角110度、最大7.5mまで検知。6つの850nm赤外線LEDを内蔵しており、最大6.1mまで確認可能なナイトビジョン機能を備えています。ワイヤレス通信機能は802.11b/g/n(2.4GHz)とBluetooth LEをサポートします。

「Google Nest Cam」のカメラ部のサイズは長さ8.3cm×直径8.3cm、重量は398g、マグネットプレートのサイズは直径8.2cm、重量は94.7g。カメラ部はIP54相当の防水・防塵性能を実現

本体底面には電源用端子とネジ穴が設けられています

パッケージには本体以外に、マグネットプレート(取り付け済み)、電源アダプター、充電ケーブル(1m)、壁面プレート、壁用アンカー×2、壁面取り付けネジ×2、説明書類(クイックスタートガイド、安全と保証に関する説明書)が同梱

 両者の最大の違いはチャイム機能の有無。「Google Nest Doorbell」には円形ボタンが前面に配置されており、ボタンを押すとスマートフォンや、Googleアシスタント搭載スピーカーとディスプレーに通知が届けられます。また、両モデルとも人、車両、動物を検知できますが、荷物を検知できるのは「Google Nest Doorbell」だけです。

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