今回レビューするのは、シャープの「AQUOS wish2」。AQUOSスマホのなかでも、初心者向けのエントリーモデルに位置づけられるwishシリーズです。9月に発売された本機も、2万円台という価格とシンプルさが特徴の機種になっています。
価格はそれぞれのオンラインストアでドコモが2万2000円、auとUQ mobileが2万6180円、Y!mobileが2万1960円です。カラーは、ドコモが「ホワイト」「チャコール」「ブルー」「コーラル」の4種類、ほかの3社では「オリーブグリーン」「アイボリー」「チャコール」の3種類となっています。
今回はau版のアイボリーをお借りして、1週間ほど使用しました。
片手操作できるコンパクトボディー
落ち着きのあるカラーと質感もGood
まずは本体から見ていきましょう。手に取って最初に感じるのは、手触りの良さ。わずかにざらついたマットな質感で、非常によく手になじみます。また、服装やほかの持ち物とも調和しそうな落ち着きのあるカラーリングも好印象。今回使用したのはアイボリーですが、ほかのカラー(特にドコモ独自のもの)も気になるところです。
サイズは、片手で問題なく操作できるコンパクトさ。側面が少しくぼんでいるため、指が引っかかるのも持ちやすいポイントです。
ボタン類はすべて本体右側面に集約されていて、上から音量ボタン、アシスタントキー、電源ボタン、そして指紋認証センサーの順に並びます。また、本体上部にはイヤホンジャックを搭載しています。
指紋認証のセンサーは右側面の下側にあるため、(右手で持っている場合)親指を下のほうに動かして認証する必要があります。電源ボタンがセンサーを兼ねているような機種と比べるともたつく感はありますが、利便性を大きく損ねるほどではありません。認証の速度自体はとてもスムーズでした。