どんなに傾けても水平を維持!? ロンドンで試した「Galaxy Z Fold8」のカメラ撮影が魔法レベル (1/2)

文●山根康宏 編集● ASCII

2026年07月27日 09時00分

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 ロンドンで行なわれたサムスンの新製品発表会「Galaxy Unpacked」に合わせ、市内ではハンズオンイベントやポップアップストアが期間限定でオープンし、3機種体制となった折りたたみスマートフォン新製品を自由に体験できるスペースが展開された。

「どの折りたたみを選ぶ?」ポップアップストアに展示された新製品3機種

大道芸の聖地に登場したGalaxy Z Fold8シリーズポップアップ

 コヴェント・ガーデンに設置されたポップアップストアでは、Galaxy Z Fold8、Galaxy Z Fold8 Ultra、Galaxy Z Flip8の3機種に加え、スマートウォッチ新製品のGalaxy Watch9、Galaxy Watch Ultra2を展示し、新しいカメラ機能やAIエージェントの活用方法、ウォッチ新機能などの説明が行なわれた。

Galaxy Z Fold8/Galaxy Z Flip8のポップアップストア

 コヴェント・ガーデンは平日・休日を問わず多くのパフォーマーが集まる「大道芸の聖地」として知られている場所で、国籍や年齢・性別を問わず、自分の才能を披露する場となっている。身体を使った動きのあるパフォーマンスを見ていると、Galaxy Z Fold8シリーズに搭載された、複数の人間が動き回る動画から1人だけを切り出してソロ動画として保存できる「My Fancam」機能を試したくなる。

 ポップアップストアでカメラ機能の説明を受けた後、付近のパフォーマーを眺めながらGalaxy Z Fold8シリーズのカメラの活用方法を実際にイメージすることができるわけだ。

エリアのあちこちでパフォーマンスが行なわれている

 ポップアップストアは7月23~25日まで開催。平日の23日に訪問したが、午後の時間帯には多くの来場者でにぎわっていた。最も注目を集めていたのは新しいフォームファクターとして登場したGalaxy Z Fold8で、多くの来場者が手に取っては横向きで動画を視聴したり、縦向きでブラウジングをしたり、さらに分割画面で地図とメッセージアプリを並べて表示するといった使い方を体験していた。

最注目モデルはGalaxy Z Fold8だ

 Galaxy Z Fold8の画面は、開いても閉じてもカメラを使う際にほぼ「全画面」でプレビュー表示ができることから、写真や動画撮影時にもより没入感を味わいながら被写体を追いかけることができる。Galaxy S26シリーズから搭載されている、動く被写体を追いかけながら、カメラの向きがずれてしまっても水平方向を保ったまま録画できる「Super Steady Horizontal Lock」機能も、Galaxy Z Fold8の画面で使うとその効果がわかりやすい。

Galaxy Z Fold8でカメラを傾けても被写体は水平方向を維持したまま録画できる

 また主に女性の来場者から人気を集めていたのが、Galaxy Z Flip8だ。前モデルから本体サイズが薄くなり、折りたたんだ状態でもよりラクに持ち運べるようになった。アウトディスプレーで動かせるアプリの制限がなくなったこともあり、手のひらサイズのコンパクトなスマートフォンとしても使える。

 そして、従来タイプの大画面モデルであるGalaxy Z Fold8 Ultraには「そろそろ折りたたみスマートフォンに乗り換えようと思う」や「大画面をどう活用したらいいのか」といった質問をする来場者が多く見られた。

3つの折りたたみから「どれを選ぼうか」と質問する来場者も多い

 ところで、今年の夏はヨーロッパを熱波が襲い、各国で猛暑に悩まされた人たちが大勢いることは記憶に新しい。ロンドンも昼間の気温は高く、ポップアップストアではアイスコーヒーやフローズンドリンクが無償で提供され、新製品を見たあとは冷たいドリンクでクールダウンすることもできた。来場者のことを考えたうれしいギフトだ。

冷たいドリンクもふるまわれた

ソーホーのパブ風体験スペースで
ナイトグラフィー撮影も体験

 新製品の体験スペースは、劇場やバーが集まるロンドン屈指のエンターテインメントエリア、ソーホーにも3日間限定でオープンした。7月23~25日まで開催された「The Fold Inn」と名付けられた体験スペースは、一見するとスマートフォン新製品を展示している場所とは思えない、歴史あるお店のような佇まいを見せている。

 サムスンによるとこのスペースは「最先端の折りたたみ式デザインを通して、伝統的なパブを再構築した没入型体験を提供する」場所とのこと。

The Fold Inn

 コヴェント・ガーデンのポップアップがすべての消費者をターゲットにしているのに対し、The Fold Innは主に大人をターゲットにしたようなスペースだ。内部はイギリスのパブのような空間になっており、スペースはやや狭いものの、ところどころに新製品が展示されていた。パブ風の若干照明が暗い空間の中で、スタッフが「映える」写真の撮り方を説明したり、Galaxy AIによるオフィスワークの自動化など、来場者に役立つ機能をデモしていた。

パブのように混み合った店内

 ちなみに今回の写真の作例はすべてGalaxy Z Fold8で撮影し、一部にぼかし加工を施し、画像サイズを1500×1125ドットにリサイズした以外は、明るさなどもそのまま加工せずに使用している。やや暗い室内でも鮮明に撮れる、Galaxy Z Fold8のカメラ性能の高さを改めて認識させてくれた。

実際はやや暗い店内だが明るく撮影できる

 スタイルを追求する人にはビリヤード台にGalaxy Z Flip8を展示、生産性を重視するプロフェッショナルユーザーを意識したワークデスクにはGalaxy Z Fold8 Ultraを紹介するなど、各機種の利用シーンに合わせた展示場所が用意されており、来場者はそれぞれの製品の機能を試すことができた。本物のパブのように来場者同士が店内で思い思いに語り合う、出会いの空間にもなっている。

それぞれの機種ごとに利用シーンを想定した展示も

 店内では無料でドリンクも提供、新機種をイメージした3種類の低アルコールビールも登場した。「City Pour」(アルコール0%)はロンドン・シティを連想させる名称で、Galaxy Z Fold8 Ultraの都会的なイメージを表現しているようだ。

 「Soho Sippa」(同0%)はSoho+Sippa(ゆっくりお酒を飲む「Sipper」から)と読める造語で、Galaxy Z Fold8とソーホーエリアの組み合わせを意識した名前と考えられる。

 そして「Shoreditch Pint」(同0.5%)はロンドン東側のカルチャーエリア「Shoreditch」とビールの1杯を表すパイントの造語だろう。ほかにもHouse Lagerビールも提供された。

新機種をイメージした低アルコールビールも登場

 そのほか、壁に掲げられた絵画にも注目したい。古い時代に描かれた作品のレプリカかと思いきや、人や動物が携帯電話やスマートフォンを手にしているという、Galaxy新機種のイベントスペースをさりげなく印象づけるモチーフが潜んでいるのだ。ちょっとした遊び心が感じられる、気の利いた演出と言える。

絵画の主人公はみな携帯電話やスマホを持っている

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