見た目は変わらないが、カメラは変わった
今回、メインカメラに物理的な6枚の羽根が内蔵され、「可変絞り」に対応した。レンズに入る光量をオートまたは手動でF1.48、F1.8、F2.8、F4.0の4段階から切り替えられる。
これが結構、楽しい。
暗い場所ではF1.48で明るく撮る。逆にF4.0まで絞れば、天井のライトに「光条」という放射状の光の筋を作れる。羽根が6枚なので、筋は6方向に伸びる。iPhoneで光を操って撮影する体験が得られるとは思わなかった。
カメラのメニューには「レンズ絞り」「フォーカス」「シャッタースピード」「ホワイトバランス」「ヒストグラム表示」が新たに追加された。しかも、よく使うコントロールをあらかじめ撮影画面にカスタマイズして置いておける。サブメニューをいちいち呼び出さずに設定変更でき、シャッターチャンスを逃さないのがうれしい。「何も考えずに撮って、そこそこ綺麗」だったiPhoneの標準カメラが、プロフェッショナル仕様に大きく振ってきた。
もっとも、可変絞り自体は目新しい技術ではない。ファーウェイやシャオミが搭載していたし、日本メーカーでもソニー「Xperia PRO-I」が2段階の絞りに対応していた。ただ、Androidメーカーは可変絞りを辞めてしまった。おそらく「落下の多いスマホでは可動部が壊れやすい」というデメリットがあるのだろう。iPhone 18 Proの可変絞りがどれだけ耐久性があるのかはよくわからないが、iPhone Duo同様にここでも「他社が捨てた機能」をアップルが拾ってきたのが面白い。
ここに来て改めて気になるのがシャッター音だ。相変わらず日本版はシャッター音が鳴る。ここまでプロユースに進化したカメラなのに、これは残念すぎる。いま、シャオミの「Leica Leitzphone powerd by Xiaomi」を仕事用に使っているが、本格的でありながら、当然のことながらシャッター音が鳴らないのが気に入っている(ただし、設定をアメリカなど海外にしておく)。
iPhone 18 Proもカメラが素晴らしく購入意欲が芽生えたにも関わらず、シャッター音で萎えてしまった。





























