スペック的には当たり前のレベルだが
カメラの機能が大幅に強化された
iPhone 3GSのカメラ機能の進歩は素晴らしい。といっても300万画素オートフォーカスは日本のケータイの2年前のスタンダードだったし、タッチしたポイントにフォーカスと露出を合わせる仕組みは、すでに日本のタッチケータイでも実現してきた機能だ。
積極的にフォーカスのポイントをしなくても、中央にある被写体に勝手にピントを合わせてくれるため、今までどおり構えてシャッターボタンを押すだけで良い。高速化されているiPhone 3GSだけあって、フォーカシングの時間を考えても、特にストレスなくシャッターが切れる。
今回は明るい屋外をタッチしたときと、暗い室内をタッチしたときの違いを載せておいた。今まで露出がアンダー気味でピンボケ気味の写真を量産してきたiPhoneの写真は、劇的にキレイになっているはずだ。
なお、僕のFlickrの「Moblog」セットはすべてiPhoneのカメラで撮影した写真で占められているが、過去の写真と6月26日以降の最新の写真とで、フォーカスなどを比較してほしい。iPhone 3GSに乗り換える直前は、だいぶiPhoneのカメラの特性に慣れてきているのだが……。