格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、「もしもシークス」が始める、MVNOとしては初となる一部定額の通話料込み格安SIM、ソネットの新プランの2つだ。

「かけたい放題」という名称だが、決められた時間内／回数の通話料が月額基本料に含まれるというサービスだ

「もしもシークス」が税抜月1980円、2980円などで
無料通話分込みの格安SIMをスタート

　まず1つめの話題は、格安SIMでは初となる、一部定額の無料通話分を含む音声通話付きSIMについて。エックスモバイルが展開するドコモMVNOの格安スマホ「もしもシークス」は、XperiaやiPhoneといった人気スマホの白ロムをSIMとセットで販売するなど、アグレッシブな姿勢が話題になっているサービスだ。

　その「もしもシークス」が始めた070/080/090番号付きの音声通話SIMが「かけたい放題」だ。プランは3つあり、「基本コース」（税抜月1980円）はデータ通信が1GBで1回あたり3分／月30回までの無料通話が含まれる。「あんしんコース」（税抜月2980円）は7GBで1回5分／月30回まで、「まんぞくコース」（税抜月3980円）は7GBで1回10分／月100回まで。なお超過分は、データ通信は200kbpsに速度制限、音声通話は税抜19.9円／30秒が別途必要。

　利用できる通話回数が少なめにも感じるが、待受中心という人には十分かもしれない。音声通話は発信時に特定の番号を追加するプリフィックス型で、自動で番号を追加してくれるアプリも用意される。

So-netが格安SIM「PLAY SIM」に新プラン
月2GBで月842円

　もう1つの話題は、ソネットによるデータ通信専用SIM「PLAY SIM」の新プラン。「プラン2G/month」「プラン6G/month」「プラン10G/month」の3つがあり、料金はそれぞれ月842円、月1814円、月2678円。「プラン10G/month」にはルータセットタイプも用意されている。また、新プランについては従来は非対応のSMS付きタイプも可能になった（プラス月151円）。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

月1500～2000円台の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：9月末までのキャンペーン価格}