Windows情報局ななふぉ出張所

楽天回線 エリア内ならほぼ無制限でお得 (1/3)

文●山口健太 編集● ASCII

2020年05月12日 16時00分

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楽天キャリア回線。第2世代iPhone SEでも一部機能は使えた 筆者撮影

 楽天モバイルは、携帯キャリアサービスの無料サポータープログラムから正式プランへの移行を5月1日に開始。筆者の回線も「Rakuten UN-LIMIT」に移行しました。

 携帯キャリアとしての課題はまだまだ残っているものの、特徴をしっかり理解して使いこなせば、これほどお得なサービスは他にないと感じています。

■正式プランへの移行時に通信障害が発生

 楽天モバイルが4月8日に開始した正式プラン「Rakuten UN-LIMIT」は、サービス開始と同時にアップデートを発表。auローミングエリアでのデータ通信を月間2GBから5GBに、超過時の速度制限は最大128kbpsから1Mbpsへと引き上げてきました。

楽天モバイルの正式プラン。パートナーエリアでの制限が緩和された

 一方、2019年10月から続いている無料サポータープログラムの利用者も、5月1日から移行を開始。しかし移行時には通信障害が発生し、筆者の環境でも1時間近く端末が「圏外」表示になってしまいました。

 楽天が立ち上げた携帯キャリアの魅力の1つに、高価な専用ハードを必要としないソフトウェアベースの「完全仮想化」にあります。ただ、こうした障害がたびたび起きると、まだシステムを使いこなせていないのではないか、という印象を受けてしまいます。

 5月1日には多くの人が在宅していたこと、被害を受けたユーザーには異例の1000ポイントを配布したこともあり、今回は大きな問題には発展していませんが、今後もポイントを配るような事態は避けてもらいたいところです。

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