期待以上にラグジュアリー! 「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」1週間レビュー (1/4)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

2020年10月07日 09時00分

前へ 1 2 3 4 次へ

2週間の電池持ちをセールスポイントとする「HUAWEI WATCH GT」シリーズの最新機種「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」

 ファーウェイが10月2日、スマートウォッチの新モデル2機種を発売しました。ひとつは2週間の電池持ちをセールスポイントとする「HUAWEI WATCH GT」シリーズの最新機種「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」。もう1機種は、リストバンド並みの軽さに多彩なスポーツ機能を搭載した「HUAWEI WATCH FIT」です。

左がHUAWEI WATCH GT 2 Pro(3万1800円〜)、右がHUAWEI WATCH FIT(1万3800円)

 筆者は、プライベートでもファーウェイのスマホとスマートウォッチを使っていて、現在は「HUAWEI WATCH GT 2」(2019年10月発売)を「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」(2020年3月発売)とペアリングして使っています。GT 2の性能や使い勝手には十分満足していますが、「GT 2 Proはどこが進化したのか?」「GT 2からGT 2 Proに乗り換える価値はあるのか?」を1週間みっちり使ってみました。

2本のベルトを使い分けられるクラシックモデルがオススメ

 いきなり結論を言うと、HUAWEI WATCH GT 2 Proを腕に巻いた瞬間に「うわ、いいな!」「買いたい!」と思ってしまいました。装着感が従来モデルよりも圧倒的に良いし、外観もパッと見でわかるほどに贅沢な印象に仕上がっています。

フェイスサイズは46.7mmで、厚さは11.4mm。装着感は良好

左がHUAWEI WATCH GT 2(46mm/ブラック)、右がHUAWEI WATCH GT 2 Pro(クラシックモデル)

左がHUAWEI WATCH GT 2、右がHUAWEI WATCH GT 2 Pro。背面の質感も良くなった

 フェイスにはサファイアガラスを用いて、ボディにはチタン素材。そして、直接肌に当たるケースの裏面(心拍センサー部)にはセラミックが採用されています。スマートウォッチに限らず、新しい腕時計を着けると、腕に馴染むまでは違和感を覚えがちなんですが、GT 2 Proは、すぐに腕に馴染みました。

リューズを模したボタンは、上の2時位置がメニューを呼び出すボタンで、下の4時位置がワークアウトモードを起動できるボタン

背面にはセラミックを用いていて、汗や汚れも拭き取りやすい

クラシックモデルの尾錠はこんな感じ

 GT 2 Proは、本革ベルトのクラシックモデル(3万5800円)と、耐久性に優れた「フルオロエラストマー」という素材のベルトが付くスポーツモデル(3万1800円)から選べます。筆者が借りたのはクラシックモデルですが、そのクラシックモデルには、交換用のフルオロエラストマーベルトも同梱されています。

クラシックモデルにはレザーベルトに加えて、フルオロエラストマーベルトも付いている

 フルオロエラストマーは、Apple Watchのベルトにも使われいる素材で、筆者が現在使っているHUAWEI WATCH GT 2(46mm/ブラック)のベルトもそうです。水にも汗にも熱にも強く、スポーツとの相性は◎。汚れてもバシャバシャと洗えます。なので、筆者は、普段はフルオロエラストマーベルトを付けて、取材や打ち合わせに出かけるときだけレザーベルトに付け替えていました。スポーツモデルの価格+4000円で本革ベルトが付くわけですから、個人的には、クラシックモデルが断然お得だと思います。

フルオロエラストマーベルトに付け替えるときに文字盤も変えるといったカスタマイズを楽しめる

フィット感が良く、しっかり留められるので、スポーツをするときには最適

前へ 1 2 3 4 次へ

mobileASCII.jp TOPページへ

mobile ASCII

Access Rankingアクセスランキング