SIGMAがミラーレス用の高画質&コンパクト単焦点レンズを2本発表 =「24mm F2 DG DN」&「90mm F2.8 DG DN」

文●みやのプロ(@E_Minazou) 編集● ASCII

2021年09月09日 21時30分



 SIGMAは9月9日にオンライン発表会をおこない、フルサイズミラーレスカメラ用の単焦点レンズ2本を発表した。

 同社のIシリーズの新製品で、「SIGMA 24mm F2 DG DN | Contemporary」と「SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary」で、ともにライカ、パナソニック、シグマが発売しているLマウントとソニーのEマウント用で、価格は税込8万5800円、9月24日発売予定である。

 このIシリーズの主なコンセプトは、「プレミアム・コンパクト・プライム」で、コンパクトでありながら、プレミアムな造りと優れた光学性能を実現するレンズ。レンズ本体からフードを含め、全金属の削り出しとなっている。今回の2本の登場で、Iシリーズは合計6本がそろうことになる。

SIGMA 24mm F2
DG DN | Contemporary
 

 こちらは口径が大きい高画質モデルで、既発売の35mm F2と65mm F2の末っ子となる。全長はLマウントが72ミリ、Eマウントが74ミリで最大径は70ミリ、重さは365 と360グラムとなっている。

 レンズ構成は11群13枚で、FLD(“F” Low Dispersion)レンズ1枚、SLD (Special Low Dispersion)レンズ2枚、非球面2枚を採用する。絞りは円形9枚で最小絞りはF22、最短撮影距離は24.5cmで最大倍率は約0.15倍、付属品はマグネット式メタルキャップとメタルフード、フロント&リアキャップ。

SIGMA 90mm F2.8
DG DN | Contemporary
 

 すでに発売となっている小型シリーズ24mm F3.5と45mm F2.8の長男となる製品で、全長はLマウントが59.7ミリ、Eマウントが61.7ミリで最大径は64ミリ、重さは295グラムと中望遠レンズとしては小型、軽量を実現している。

 レンズ構成は10群11枚で特殊低分散のSLDレンズを5枚、非球面を1枚採用し高い光学性能を実現している。絞りは円形9枚で最小絞りはF22、最短撮影距離は50cmと短く、最大倍率は0.2と大きいのも特徴で、主題を活かすクローズアップ撮影が可能だ。

 ちなみに、SIGMAは9月9日にて還暦を迎えた。60周年おめでとうございます。  で、記念ハンカチを作ったそうです。欲しい人は下記を参考に!

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