ASCII Power Review

「Galaxy Z Fold3 5G」実機レビュー = ペン入力とおサイフも入った2つ折りスマホの完成型だっ!

文●写真 ジャイアン鈴木 + 編集● ASCII PowerReview軍団

2021年09月24日 13時00分

広角カメラ(1.0倍)で撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離24mm、シャッタースピード1/2116、F1.8、ISO40、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

望遠カメラ(2倍)で撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離52mm、シャッタースピード1/781、F2.4、ISO25、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

望遠カメラ(4.0倍デジタルズーム)で撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離52mm、シャッタースピード1/820、F2.4、ISO25、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

望遠カメラ(10倍デジタルズーム)で撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離52mm、シャッタースピード1/384、F2.4、ISO25、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

広角カメラ(1.0倍)で撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離24mm、シャッタースピード1/100、F1.8、ISO80、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

広角カメラ(1.0倍)で撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離24mm、シャッタースピード1/50、F1.8、ISO640、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

広角カメラ(1.0倍)のナイトモードで撮影、イメージ情報4000×3000ドット、焦点距離24mm、シャッタースピード1/9、F1.8、ISO160、露出モードProgram (auto)、測光方式Center weight

約7.6インチの大画面でプレビューできるので、描写をしっかりと確認しつつ撮影できて快適!

Snapdragon 888搭載機としてはやや物足りないベンチマーク結果

 最後にベンチマークをチェックしてみよう。定番ベンチマークを実施したところ、「AnTuTu Benchmark V9.1.3」のスコアは757794、「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは3390、「3DMark」のWild Lifeは5683を記録した。

 AnTuTuの9月20日時点のランキング1位が「Red Magic 6 Pro」で、スコアは837506なので、Galaxy Z Fold3 5Gはその約90%のスコアを記録したことになる。Snapdragon 888搭載機としてはやや物足りないスコアだが、実際の利用シーンでパフォーマンス不足を感じることはないはずだ。

「AnTuTu Benchmark V9.1.3」のスコアは757794、「Geekbench 5」のSingle-Core Scoreは1031、Multi-Core Scoreは3390、「Geekbench 5」のOpenCL Scoreは4668、「3DMark」のWild Lifeは5683

「AnTuTu Benchmark V9.1.3」実行中のディスプレー面の最大温度は36.7度(室温25.0度で測定)、背面の最大温度は36.3℃

完成形に到達したからには普及モデルの登場にも期待

 アンダーディスプレイカメラによる全画面ディスプレー、Sペンへの対応、防水性能の獲得、そして日本市場においてはFeliCaのサポートと、3世代目にしてフォルダブルスマホの完成形が登場したというのが本製品を試用しての率直な感想だ。

 ただ、au版が23万7565円、ドコモ版が23万7600円という高価格が、メインスマホとして気兼ねなく使うための精神的な障壁になっていると思う。いったんの完成形に到達したからには、今後はより広いユーザーをターゲットにした普及モデルの登場に強く期待したい。

 

mobileASCII.jp TOPページへ

mobile ASCII

Access Rankingアクセスランキング