暗所や光学式手ブレ補正も心強い
ちなみに今回の作例は近所をランニングをしながら撮影したものが多い。以前はランニングでもいわゆるカメラを携行していたのだが、この1ヵ月ほどはPixel 6 Proだけで走ってみた。暗い場所でもくっきりと撮れるし、光学式手ブレ補正がかなり効くのも心強かった(ランニング中に急に立ち止まってカメラを構えると、どうしても手が震えやすいのだ)。
また、ロック状態でも電源ボタンを2回続けて押すと、すぐにカメラが起動する点もありがたかった。
今回のレポートはあくまでカメラ機能のみということで、SIMも入れずにただただカメラ機能のみを使っていた。ただ軽くいじってみた限りでは、表示も見やすく動作も軽快。iPhoneやXperiaのハイエンドモデルに比べると手頃な価格(128GBで11万6600円)ながら、安っぽさも感じられない。むしろラウンド加工された側面や、カメラが横一列に並んだ背面のデザインなどは高級感も感じる。
ちなみにPixel 6 Proの6.7型(Pixel 6は6.4型)という画面サイズはiPhone 13 Pro Maxと同じだが、こちらは512ppiの3120x1440ドット。iPhone 13 Pro Maxは458ppiの2778x1284ドットで、こちらの方が高精細だ。スマホ選びにはさまざまな要因や条件が絡んでくるものだが、ことカメラ機能を重視するのであれば、Pixel 6 Proは有力な選択肢といえる。