AQUOSスマホのエントリー機は安価ながら
FeliCa&防水には対応したシンプルさが売り 「AQUOS wish」
AQUOS sense6がやや高性能寄りになったこともあってか、エントリークラスに新たなモデル「AQUOS wish」が登場。キャリアとSIMフリーの両方で販売されている。
リアカメラは単眼で、5.7型液晶はHD+解像度(19:9、720×1520)と、性能的には高い物ではないが、そのシンプルさが操作のスムーズさや省電力性に繋がっている部分もある。それでいて国内メーカー製スマホらしく、FeliCaや防水・防塵、耐衝撃性能を備え、nanoSIM+eSIMでのデュアルSIM、ドコモ4.5GHz帯を含む、国内4キャリアの主要バンドをしっかりサポート。基本性能はしっかりした製品だ。
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国内初のGalaxyのSIMフリーモデルは基本性能しっかり
「Galaxy M23 5G」
一部コラボモデルを除いて、国内ではキャリア経由での販売に特化していたGalaxyシリーズ。その初のSIMフリーモデルが「Galaxy M23 5G」となる。
国内SIMフリー市場の真ん中となる約4万円のモデルで、SoCやカメラなどの基本スペックはしっかりという1台。有機ELではないのは残念だが、120Hzリフレッシュレート対応の6.6型液晶(1080×2408)に、Antutu 9のスコアが約40万点のSnapdragon 750 5G、6GBメモリー、128GBメモリーなどを備える。カメラも50メガがメインで8メガの超広角、2メガのマクロとの組み合わせと充実している。
防水・防塵やFeliCaなどは搭載せず、ネットワークも5GやデュアルSIMをサポートするもののドコモの4.5GHz帯は非対応。本体サイズは横幅が約77mmと比較的大型。ある意味、海外から導入されたモデルらしい仕様だが、性能や完成度はしっかりしている1台と言える。
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OPPOの国内カスタマイズモデル「OPPO Reno5 A」
次期モデルがそろそろ気になるが、手頃感はあり
防水・防塵にFeliCa対応と、国内向けにカスタマイズした端末として人気の「OPPO Reno A」シリーズ。その最新モデルが昨夏登場の「OPPO Reno5 A」となる。
スペック的にはライバルと比べるとやや古さを感じる部分もあり、ディスプレーは液晶で、SoCはSnapdragon 765Gではあるが、ミドルクラスとしてはいまだ十分なもの。Android 12へのアップデートも開始されている。価格的にも下落傾向で、その意味でもお手頃感は増している。
そのほかの主なスペックは、6GBメモリー、128GBストレージ、4000mAhバッテリーなど。カメラはメインが6400万画素で、800万画素の超広角、200万画素のマクロ、200万画素のモノクロとの組み合わせ。SIMスロットで、nanoSIM×2とnanoSIM+eSIMのどちらの組み合わせでも利用できる。