東芝レトロPC「パソピア」用のコンボ拡張カードが入荷! そしてすぐ完売!

文●鈴鹿 廻 編集● ASCII

2022年05月28日 10時00分

 東芝のマイコン「パソピア」の機能を拡張できる、コンボ仕様の拡張カード「XPAC2 Rev.2」が家電のケンちゃんに入荷。1万6500円で販売されたが、販売開始後にあっという間に完売してしまった。

パソピア用の機能拡張カードという、非常に珍しい同人ハード。2年以上前に一度入荷して、即完売していたアイテムだが、今回も入荷早々に売り切れてしまった

 初代パソピアおよびパソピア5/7/700に対応する拡張カードで、基板その他が、加工されたファミコンカセットのケースに格納されている。技術系サークル「zak」が手がけた同人ハードウェアだ。

 カードには64KB×2のシリコンディスクとして利用できる128KBのMRAM、拡張メモリーとして利用できる8KB/4KB/2KBのSRAM、SDカードスロットなどを搭載。SDカードからMRAMにデータを読み込んだり、MRAMデータをSDカードのファイルへ上書き保存できるほか、漢字ROMデータを書き込めば漢字ROMとして利用することもできる。

 また、MSXタイプのジョイスティックを2台まで接続できるD-Sub 9ピンコネクターも備えている。

ケースにはファミコンカセットケースを流用、一部が加工され、うまい具合に収まっている

かつての「XPAC2」を最新バージョンにアップグレードさせるキットも同時に入荷していた

 そのほか、同店にはかつて販売された「XPAC2(Rev.1)」を現行仕様にアップグレードできる「XPAC2 Rev.1→2アップデートキット」も入荷。アップデートROMマイコンとファミコンカセットケースが同梱されたキットで、こちらは2800円で販売された。

 

【取材協力】

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