主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、シャオミの「Xiaomi 14T」が話題。au／UQから発売されるモデルだが、上位機に近い性能を持ちながら5万円台の価格なのだ。

Xiaomi 14Tシリーズの標準モデルが話題に

ライカと共同開発のカメラを搭載する「Xiaomi 14T」シリーズ
Proが付かないモデルが5万円台でインパクト大!?

　ライカカメラ社と共同開発したカメラを搭載するシャオミ「Xiaomi 14T」シリーズ。SIMフリーでは上位モデルの「Xiaomi 14T Pro」が先行して11月末に発売（ソフトバンクからもリリース）。ハイエンド級の性能でありながら、実売価格で約10万円という手頃さもあって、すでに人気となっている。

Proが背面の縁が丸みを帯びているのに対し、無印はフラットなので区別が付く。ライカのカメラを搭載しているのは同じ

　一方で、標準モデルの「Xiaomi 14T」はau／UQ mobileからのみのリリースなので、そこまで注目されていなかったのだが、その価格が5万7300円で、しかもau Online Shopでは単体購入も可能と話題となっている。

au Online Shopでは赤枠の部分をクリックすることで単体購入の画面に進める

　では、Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tとの違いだが、別記事も合わせて見ていただくとして（「カメラやAIの性能に違いはあるのか？ Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた」）、スペックで比較すると、SoCがDimensity 9300＋なのに対してDimensity 8300 Ultra、急速充電が120Wなの対して67W、QiはProのみの対応。144Hz対応の6.7型有機EL（1220×2712）、IP68の防水・防塵、FeliCa対応などは同じ。

　カメラは画素数だけ見ると同じで、ともに「ライカVARIO-SUMMILUX」の名称が付けられているが、実際の性能は結構な違いがある。Proのメインカメラのセンサーは1/1.31型に対して、1/1.56型。望遠カメラも光学2.6倍（60mm相当）に対し、光学2倍（50mm相当）となっている。

　Xiaomi 14Tの性能はミドルハイ以上、ハイエンド未満という感じだが、キャリアモデルとは言え、5万円台の価格が破格なのは間違いない。発売日は12月12日。現在は予約受付中。

povo2.0、週末のみ発売の3日間有効な使い放題トッピング開始
1年間トッピングも期間限定で4パターン提供

　povo2.0は、週末のみ販売するという3日間有効な使い放題系データトッピング「週末データ使い放題（3日間）」の提供を開始する。1回の料金は790円。

週末のみの3日間使い放題のトッピングが登場

　人気トッピング「データ使い放題（24時間）」（330円）を3回購入するより安く、しかも繰り返しの購入も必要ない。販売期間は木曜10時から月曜9時半までが基本だが、年末年始は期間延長で販売される。帰省時に動画をまとめて見たり、テザリングで使う回線用にも便利だろう。

　また、12月31日までの期間限定トッピングとして、365日間有効なタイプのデータトッピングを4種類販売する（12GBタイプのみは12月12日まで）。詳しくは以下の表を見ていただきたいが、12GBタイプ以外はいずれも「1年間トッピング デビュー割」の対象で、1年間有効なトッピングの初回購入時に10％相当のau Pay残高が還元される。

複数の1年間トッピングが期間限定で登場

今回加わったトッピング一覧

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある
※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）　「コミコミプラン＋」では終了時期未定で3GBプラスの得点を提供中
※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}