サムスンも「漁夫の利」 折りたたみスマホは“客寄せパンダ”に
アップルの発表会後、日本のメディアがどのように取り上げたのかをチェックしたのだが「アップルが折りたたみのiPhoneを出す。折りたたみスマートフォンってどんなのものなのか。いますぐ手に入るGalaxy Z Fold 8をチェックしてみよう」といった内容のものがいくつかあった。おそらく、サムスン電子がうまいことメディアにリーチしたのだろう。
そういった意味ではアップルがiPhone Duoを出したことで、サムスン電子も漁夫の利を得ている。
折りたたみという目新しいデバイスを各社が出すことで、市場が注目され、盛り上がってくれれば万々歳だ。現状、折りたたみスマートフォンの市場規模は全体の1~2%と言われており、極めて小さい。アップルの参入でまさに市場規模の拡大が期待される。
とはいえ、全体の数%の規模になるのが精一杯だろう。
おそらく、折りたたみスマートフォンが高価でありつづけるのはしばらく変わらない。
折りたたみスマホが「客寄せパンダ」となり、お客さんが家電量販店やキャリアショップを訪ねるようになり、結果として、折りたたみスマホには手が出ず、普通のスマートフォンを買っていくという構図を作り出していく必要があるだろう。
となると、アップルもサムスン電子も、さほど数が出るとは思えない折りたたみスマートフォンを作り続け、話題を提供し続けなければならない。
「ブランドイメージを作る」という点において、折りたたみスマートフォンは今後も、メーカーにとって欠かせない存在になっていきそうだ。




























