クアルコムが開催する「Snapdragon Summit 2026」の会期2日目となる9月23日(現地時間)には、基調講演でPC関連のアップデートも紹介された。コンピュート&ゲーミング部門でシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーを務めるケダー・コンダップ氏が「今日はシリコンの話はない」と話したように、新たなチップセットは発表されなかったが、同社のチップを採用したPCが拡大している現状が説明された。
新型Surfaceも搭載!
ChromeOSとAndroidが融合した「GoogleBook」登場
イベントに合わせて発表されたのが、マイクロソフトの「Surface Pro」と「Surface Laptop」。前者が12インチ、後者が13インチで、2機種とも、チップセットにはクアルコムの「Snapdragon X2 Plus」を採用する。Laptopは最大22時間のバッテリー駆動、Proはディスプレーの明るさが25%向上するなど、処理能力以外にも前世代からスペックが向上している。
また、もう1つのPCとして、グーグルが発表したばかりの「GoogleBook」にも、Snapdragonを採用していることが明かされた。コンダップ氏は、グーグルのリードデバイスでHTCが開発した「Nexus One」のことを振り返りつつ、グーグルとクアルコムが長年、協力を重ねてきたことを強調。「(Android搭載の)スマホ、XRデバイス、ゲーミングデバイス、タブレットのいずれもSnapdragonを採用している」と語った。
そんなグーグルが手掛ける新たなPCが、ChromeOSとAndroidを統合した「GoogleBook」だ。ChromeOSやAndroidと同様、グーグルはOS、端末はPCメーカーという水平分業体制が取られており、第一弾には、HP、Dell、Lenovo、Acer、ASUSの5社から新製品が登場する。そのうち、HPとDellの2社はクアルコムの「Snapdragon X Elite」を搭載する。
Snapdragon Summitでは、グーグルのラップトップ、タブレット、教育、Androidエンタープライズ部門でバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーを務めるジョン・ソロモン氏が登壇。GoogleBookは「Androidをベースに構築し、Androidのスマホとシームレスに連携する」といった特徴が語られた。一方で、ChromeOSも「誰もが利用できるコンピューティングプラットフォームであり続ける」と、2つのOSを継続していく方針も語られた。
現在、GoogleBookは米国やカナダ、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストラリアで予約を受け付けている段階で、最速の米国では10月4日に発売される。残念ながら、日本での投入予定は明かされていないが、Snapdragon Summitの会場では、Snapdragon版のGoogleBookでできることの実機デモを取材することができた。






























