知ってるようで知らない? IT用語クイズ

iPhoneだけじゃなかった! 「Duo」の名を持つ懐かしデジタル機器を振り返る

文●江古田 編集●ASCII

2026年09月22日 07時00分

「Duo」はスマホだけじゃない?

Foldになると思ってました……

 先日のアップル発表会で最も話題になった新製品と言えば、待望の折りたたみスマホ「iPhone Duo」。だいぶ前から、今年はアップル初の折りたたみスマホが発表されるかも!? とさまざまなウワサ話が飛び交っていましたが、最後までハッキリしなかったのがその名称です。

 他メーカーでは、本のように横に開く折りたたみスマホには「~Fold」、昔のガラケーのように上下に折りたたむスマホには「~Flip」といった名前が付けられることが多く、アップルの新製品も「iPhone Fold」あたりに落ち着くのでは、と予想する声もありました。が、蓋を開けてみれば、まさかの「Duo」。

 「Duo」は、二人組や二重奏など、“2つでひと組”を表すときによく使われる単語です。閉じればコンパクトなスマホ、開けば大画面デバイスという“2つの顔”を持つことから、この名前になったのでしょうか。アップルは名称の由来を明らかにしていないので、あれこれ想像してみるのも楽しいところです。

 さて、アップル謹製の折りたたみスマホが「iPhone Duo」だと判明した途端、かつて「Duo」と命名されたデジタル製品の思い出がSNSを駆け巡りました。

 そこで今回はクイズをちょっとお休みして、歴代の「Duo」の名を持つデジタル製品たちを一挙ご紹介しましょう!

■PCエンジン Duo
カテゴリー:家庭用ゲーム機
発売年:1991年
メーカー:NEC
  家庭用ゲーム機「PCエンジン」とCD-ROMドライブを一体化させたゲーム機。それまで本体とCD-ROM関連機器を組み合わせる必要があった環境を、1台にギュッとまとめた夢のマシンでした。

 据え置き型ながら、別売りの液晶モニターやバッテリーと組み合わせれば、電源やテレビのない場所でも遊べるというのがまたロマン満点。1991年のゲーム機とは思えない、なんとも夢が広がる一台です。

■PowerBook Duo
カテゴリー:ノートPC
発売年:1992年
メーカー:アップル
 アップルが1992年に投入した薄型・軽量のモバイルノートPC。単体では持ち運びやすいノートPCとして使いつつ、専用の「Duo Dock」に差し込むと、外部ディスプレーや各種周辺機器につないだデスクトップPCのように利用できる仕組みでした。

 外では身軽なノートPC、机に戻ったら据え置き環境へ――という、現在のドッキングステーションにも通じる発想。当時としてはかなり先進的なモデルでした。アップル製品の「Duo」と聞いて、まずこちらを思い浮かべたベテランさんも多いのでは。

■メモリースティック Duo
カテゴリー:記録媒体
発売年:2002年
メーカー:ソニー
 主にソニー製デジタル機器で利用された記録媒体「メモリースティック」を、小型化した規格です。

 デジタルカメラや携帯電話、そして後には携帯ゲーム機など、さまざまな機器で活躍しました。さらに小型化した「メモリースティック マイクロ」も登場するなど、メモリーカードの小型化がどんどん進んでいた時代を象徴する存在でもあります。

■VAIO Duo 11/13
カテゴリー:ノートPC
発売年:2012年(Duo 11)/2013年(Duo 13)
メーカー:ソニー
 画面をぐるっと360度回転させる現在の2in1 PCとは異なり、ディスプレー部分をスライドさせることで、タブレットスタイルとノートPCスタイルを切り替えられるVAIOです。

 2012年に11.6型の「VAIO Duo 11」、翌2013年には13.3型の「VAIO Duo 13」が登場。タッチパネルはもちろんペン入力にも対応し、“タブレットにもノートPCにもなる”という当時のWindows 8時代らしい意欲的なモバイルPCでした。

■Surface Duo
カテゴリー:スマートフォン
発売年:2020年
メーカー:マイクロソフト
 2枚のディスプレーを360度開閉できるヒンジで連結したAndroidスマホです。

 現在主流の、1枚の柔軟なディスプレーそのものを折り曲げるFold系スマホとは構造が異なり、こちらは文字どおりの“2画面”。左右の画面で別々のアプリを動かしたり、対応アプリを2画面にまたがって表示したりと、「スマホを開いて広く使う」ことを追求した個性的な一台でした。

 いまとなっては、「Duo」という名前がこれほど似合うスマホもなかなかありません。

■Zenbook Duo
カテゴリー:ノートPC
発売年:2024年
メーカー:ASUS
 14型の有機ELディスプレーを上下に2面搭載し、着脱式のワイヤレスキーボードと組み合わせて使う変則型の2画面ノートPC。

 普通のノートPCのように使うのはもちろん、ディスプレーを縦に2枚並べたり、横に広げたりと、仕事場をそのまま持ち歩くような使い方ができるのがポイントです。

 2画面+キーボードという一見重量級になりそうな構成ながら、キーボード込みでも約1.65kg。ノートPCの姿をしながら「画面は1枚」という常識を軽々と飛び越えてきた、なんとも未来感のある一台です。

■iPhone Duo
カテゴリー:スマートフォン
発売年:2026年
メーカー:アップル
 そして2026年、とうとう「Duo」の名がiPhoneにもやって来ました。

 アップル初の折りたたみスマホ「iPhone Duo」は、開くとiPhone史上最大となる7.6インチのインナーディスプレーが出現。解像度は1878×2670ドットで、折りたためるOLEDディスプレーを採用しています。

 心臓部にはiPhone 18 Proと同じ「A20 Pro」チップを搭載。本体を開いたときの厚さはわずか5.2mmで、通常使用では最大24時間のバッテリー駆動をうたうなど、初の折りたたみiPhoneながらスペックもガチです。

 閉じれば5.4インチのスマホ、開けば7.6インチの大画面。なるほど、確かに「Duo」という名前がしっくり来る気もします。まさに理想の折りたたみスマホですね!

 値段? 36万4800円からです。

mobileASCII.jp TOPページへ

mobile ASCII

Access Rankingアクセスランキング