今回はスーパーファミコン用の「スーパーマリオワールド」と「8番出口」をSwitch 2でプレイしてみた。「スーパーマリオワールド」ではボタン操作に対する反応がリニアで、遅延はまったく感じない。「8番出口」でも操作に映像がすぐ反応し、画面酔いも感じなかった。「VITURE Pro モバイルドック」を経由しても、少なくとも体感できるほどの遅延はないと言えるだろう。
ひとつ気になったのは、接続してから映像が表示されるまでに時間がかかることだ。Switch 2と「VITURE Pro モバイルドック」を接続してから、グラスに映像が表示されるまで10秒前後かかった。動作自体は安定していたが、映像が表示されるまで少し待たされる点は覚えておきたい。
今回、想像以上に便利だったのが別売りの「Nintendo Switch 2用モバイルドックカバー」だ。Switch 2の背面とドックにそれぞれパーツを取り付けておけば、スライドレールを利用して合体させられる便利アイテムである。
取り付けてみると全体がコンパクトにまとまり、固定もしっかりしている。マウントの一部が出っ張っているため、机の上にも安定して置くことができる。
ただし、ひとつ大きな制約がある。ドックを介してXRグラスに映像を出力している間は、Joy-Con 2をSwitch 2本体に装着したまま操作できないのだ。これはドックへの接続によって、Switch 2がTVモードで動作するためだ。つまり、Switch 2とドックを合体させても、両手に持って携帯モードのように遊ぶことはできない。背面にマウントを装着するため、当然キックスタンドも開けない。
せっかくSwitch 2とドックを一体化できるのだから、Joy-Con 2も装着して遊べるのが理想的だ。とはいえ、持ち運びやすいというメリットは残る。Switch 2とドックを合体させたままポーチに収納し、Joy-Con 2とXRグラスを持ち運べば、外出先でも手軽に大画面でゲームを楽しめる。これは大きなアドバンテージと言えるだろう。
VITURE Pro 2の画質と装着感は本当によかった。特に左右独立の視度調整ダイヤルでピントを合わせ、小さな文字まで鮮明に読める点は気に入った。
一方、2026年のXRグラスとしては、3DoFを利用するために対応ソフトウェアが必要という点に、やや周回遅れ感がある。また、今回試したSpaceWalkerでは、細かな画面の揺れや、小さな文字や細い線が「チリチリ」と動いて見える現象も気になった。本体価格は4万9880円と比較的安価だが、Pro モバイルドックが2万1800円、専用マウントが3980円で、合計7万5660円。それなりの出費になるのも確かだ。
しかし、Switch 2とドックを一体化できるのは便利。自宅で部屋を移動するときはもちろん、合体させたままポーチなどに収納しておけば、外出先でも取り出してXRグラスを接続するだけでゲームを始められる。しかも画質は美しく、ゲームの操作遅延も感じなかった。Switch 2とXRグラスを組み合わせて遊ぶのが主目的であれば、VITURE Pro 2と専用アクセサリーは有力な組み合わせと言えるだろう。




























