NTTドコモ、FOMA携帯電話機で金融サービスが利用できる“iアプリバンキング”を発表

文●永島和夫

2007年04月19日 21時16分

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは19日、(株)みずほ銀行と(株)三井住友銀行の協力を得て、モバイルバンキングの共用プラットフォーム“iアプリバンキング”を開発したと発表した。

iアプリバンキングは、通信と金融を融合させて、ユーザーに利便性と新たな価値を提供することを目的に開発されたFOMA携帯電話機向けiアプリで、Klab(株)がベース技術を開発、提供したという。複数の金融機関(今回はみずほ銀行と三井住友銀行)に対して、1つのiアプリから残高照会、入出金明細照会、振り込みなどのサービスが携帯電話機による簡単な操作で利用できるという。

iアプリバンキングのサービス開始時期は、今春発表予定といわれる“FOMA 904i”シリーズの発売と同時にスタートが予定されている。904iシリーズの端末に標準搭載されるほか、“903i”シリーズすべてと“703i”シリーズのうち、D703i/F703i/P703i/SH703i/SO703iに対応する。また、みずほ銀行と三井住友銀行の双方をiアプリバンキングで利用するためには、それぞれ対応サービスの申し込みが別途必要となる。

mobileASCII.jp TOPページへ