2008年秋・冬モデルから、NTTドコモのiモードサービスに「i コンシェル」が追加された(関連記事)。
「i コンシェル」とは名前の通り、ケータイが持つ人のコンシェルジュになってくれることを目指したサービスだ。デフォルトのキャラクターとして、「ひつじのしつじくん」が待ち受け画面を歩いており、対応端末だとすぐ分かる。
i コンシェルを使い始める際に登録するのは、生年月日、性別、郵便番号。これだけ登録すれば、i コンシェルが扱う基本的な情報、鉄道運行情報、道路交通情報、警報/その他気象情報、台風情報、地震情報、イベント情報、暮らしのガイド、その他といったジャンルの情報を届けてくれるようになる。これらのサービスは、電話帳お預かりサービスを含む月額210円で利用できる。このほかに、好きなコンテンツプロバイダーの情報配信を登録することで、サービスを充実させていくことが可能だ。
面白いのはスケジューラーとの連携だ。i コンシェルを使い始めると早速カレンダーに週間天気が登録される。ケータイのスケジューラーを普段から使っている人なら、週末の天気が悪いと分かったら、テニスの予定を変更しておくこともできるな、とふと思ってしまった。まだまだケータイが生活の中で効果的に生きていない領域があることに気づかされる。