■米国の制裁解除でファーウェイの反撃は始まるか
ただ、ファーウェイの製品には欧州においても将来のアップデートに不安の声はあるようです。売り場には今後のアップデートや製品保証を従来通り提供していくとの「約束」を掲げていました。
その中でファーウェイを巡る新たな動きが出てきました。6月29日にはトランプ米大統領が米国製品をファーウェイに販売することを容認。7月2日にはIIJがファーウェイ端末の販売を開始し、キャリアやMVNO、家電量販店などに同様の動きを期待できる状況になりました。
これまでファーウェイは米国政府などから批判されるたびに事業への取り組みをメッセージとして打ち出し、それが高評価を得て逆に売上を伸ばしてきた経緯があります。
今回はHUAWEI P30 Proなど新製品の発売タイミングで大きく出鼻をくじかれた形になりましたが、同様のパターンで反撃に転じることができるのか、注目したいところです。