au、実質“4年縛り”の「アップグレードプログラムEX」を9月末で終了

文●オカモト/ASCII編集部

2019年08月01日 15時50分

 KDDIは、端末購入時に加入できる「アップグレードプログラム」「アップグレードプログラムEX」の新規受付を9月30日をもって終了すると発表した。すでに利用しているユーザーは、新規受付終了後も継続や特典の利用が可能。

 「アップグレードプログラム」「アップグレードプログラムEX」は端末購入時に24回/48回割賦払いを選択した際に加入できるプログラムで(プログラム料として月390円必要)、半額分の支払い後は端末の返却を前提に残りの割賦支払いが免除されることで、端末の支払額が半額になるとアピールされてきた。

 実質的に“4年縛り”ではないかと指摘されていたのは「アップグレードプログラムEX」。48回分割という長い割賦期間に加え、特典の利用には同じauで機種変更がする必要がある点(当初はさらに同等プログラムの加入も必須)など、auに加入し続けることが前提のプログラムと言えた。

 なお、10月以降どのような形で端末を販売していくかについて、2019年度第1四半期の決算説明会で問われた同社代表取締役社長の髙橋 誠氏は、「(分離型プランが広がる中で)何らかの工夫なしでは端末販売は難しい」として、10月以降の施策について現在まさに検討中で、決まり次第に公表すると表明した。

KDDI代表取締役社長の髙橋 誠氏


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