このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

2万円強で購入できる「Galaxy A20」は真のエントリースマホ! (2/3)

文●友納一樹(ゴーズ ) 編集●ASCII

2020年02月02日 12時00分

カメラはまずまずの実力

 Galaxy A20は約800万画素(F値1.9)のシングルカメラを背面に搭載。撮影日が曇天だったことも多分に影響しているのですが、全体的に少し明るさや鮮やかさに欠ける印象です。食事や植物など被写体に近づいて撮るシーンでは、画面をタップして明るさを調節するときれいに撮れました。

※作例はすべて原寸で掲載しています。データ通信量にご注意ください。

やや色味に欠け、ぼんやりとした仕上がり

そのままでは暗かったため、明るさを調節して撮影

雨の日に撮影。明るさを調節すると実際の色が忠実に表現できていた

 予想していたよりもきれいに撮れたのが夜景です。明暗のバランスが不自然でなく、目で見た景色に近い明暗のバランスで撮影できたように感じました。

過剰に明るくなることはなかった

光量の多い場所でも明暗のバランスは悪くない。光がぼんやりしているのは雨のせい

 インカメラは約500万画素、F値は2.0。「美肌」「小顔」といった効果はありませんが、自然な仕上がりに撮れます。

良くも悪くも「普通」に撮れる

 おそらく晴天であればもっと色味のある写真が撮れるでしょうが、やはり色彩の豊かさはもうひとつといったところ。反対に夜景撮影は評価したいポイントです。夜景はハイエンドスマホでも美しく撮るのが難しいですが、Galaxy A20は自然に仕上げていました。

 カメラはまずまずの性能ですが、2万円台という価格を考えれば、十分な実力といえるでしょう。周囲の環境や被写体によって仕上がりが大きく変わるのも、無理にきれいに処理しようとして不自然なデジタル感が出てしまうよりはいいと個人的には思います。

カメラUI

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