●世界の問題としてとらえる
日本は米国とともに、中国からの渡航制限、さらには健康相談窓口の拡充など、対策が進んでいます。その一方で、すでに仕事や学校以外の外出を控えるような動きも始まっているのではないでしょうか。
もちろんわざわざリスクを取る必要はないと思う一方で、普段の行動を自粛するような動きが先行しているならば、日本も新型肺炎による経済の押し下げの影響を大きく受けることになりそうです。
あまり中国のみの問題ととらえず、世界の問題として最新の情報に注意しながら、正しく予防していくことを心がけたいところです。
筆者紹介――松村太郎
1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。
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