T教授の「戦略的衝動買い」

1万6000円でAIとの会話が実現できるオーディオグラス「OWNDAYS CONNECT」を衝動買い (1/2)

文●T教授、撮影● T教授、編集● ASCII

2026年04月25日 12時00分

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オーディオグラス

大手メガネチェーンの「OWNDAYS」のオーディオグラスを衝動買い。格安フレームと大差ない1万6000円で度入りレンズも入れられた

ヘッドフォンの延長線にあるオーディオグラスを衝動買い
大手メガネチェーンが展開する製品

 スマートグラスが流行しているが、現在の市場は大きく3つの潮流に分かれている。1つはMetaなどの製品に代表される、AIと強固に結びついた「AIネイティブ・グラス」。2つめは仮想の大スクリーンを活用する映像体験を主眼に置いた「ディスプレイ・グラス」。そして3つめが、今回紹介する「オーディオ・グラス」である。

 これは言わば耳を塞がないヘッドフォンの延長線上にあるもので、日常生活への溶け込みやすさが最大の特徴だ。これら三種の製品は明確に分離しているわけではなく、機能的に融合したモデルも登場している。今回筆者が衝動買いした「OWNDAYS CONNECT」は、オーディオ・グラスというシンプルな器にAIという知能を宿らせた、極めて現代的なガジェットだ。

オーディオグラス
オーディオグラス

OWNDAYS CONNECTのパッケージと同梱物。メガネ専門店らしい清潔感のあるデザインとミニマムな内容だ

 OWNDAYS(オンデーズ)は、日本発のメガネブランドとして今やグローバルに展開する眼鏡チェーン店。店内にはファーウェイブランドのスマートグラスも並んでいるが、筆者はあえて自社ブランドを冠した安価な「OWNDAYS CONNECT」を選択した。自宅近くの店舗を訪れ、視力検査後、製品を受け取るまでわずか20分だった。

オーディオグラス
オーディオグラス

見た目は至極普通のウェリントン型メガネ。テンプルの厚みも適度に抑えられており、スマートグラス特有の野暮ったさがない

本体の1万6000円の支払いだけで度入りレンズも入れられた
使い方はスマホからBluetoothでペアリングするだけ

 あらためてOWNDAYS CONNECTのスペックを確認しておこう。約2時間の充電で連続通話なら約3.5時間、音楽再生なら約6時間持続する。メガネのツル(テンプル)部分にスピーカーとマイクが内蔵されており、オフィス環境程度の周囲のノイズなら周囲の音とデジタル音声を同時に聴くことが可能だ。

 メガネ専門店が手がけているだけあって、フィット感は抜群。ヒンジ部分に採用された板バネのテンションが絶妙で、確実に、しかし優しく頭部をホールドしてくれる。筆者は度数に合わせて屈折率1.74の超薄型非球面レンズを選択したが、驚くべきことにこのレンズ料金が無料。本体の1万6000円だけで、自分専用の度付きAIグラスが手に入ってしまった。

オーディオグラス

ヒンジ部分の拡大。専門店のこだわりが感じられる堅牢な作りだ

オーディオグラス

筆者の視力検査の結果。無料レンズの範囲だった

 専用アプリは不要で設定は極めてシンプル。基本的にはBluetoothヘッドフォンとしてペアリングするだけだが、左右のテンプルにある「スマートボタン」を長押しした際に起動するアシスタントの選択が重要だ。筆者の場合は「Bixby」「Amazon Alexa」「Google」の3者が候補となったが、ここは迷わずGoogleを選択し、Geminiをその心臓部に据えた。

オーディオグラス

アプリ不要でBluetoothでスマホとペアリングするだけ

オーディオグラス

デジタルアシスタントとして「Google」を選択し、Geminiと連携させる

 これにより、スマホをカバンやポケットに放り込んだままでも、ボタン1つでGeminiとの対話が始まる。現状、連続して会話を楽しむには、スマホ画面上の「Gemini Live」ボタンをタップする必要があるが、筆者は一言ごとにボタンを長押しする「単発会話の繰り返し」で疑似的な連続会話を楽しんでいる。

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専用ケースは丈夫な素材で作られており、持ち運びも安心だ

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