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ニュースが気になるなか、テレビが壊れて1週間 (2/2)

文●松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII

2020年02月22日 09時00分

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で、テレビの購入はどうする?

 急場凌ぎの方法はとにかくとして、壊れたテレビをどうするか、という問題が片付いていないことに気付きました。順当に行けば、同じような50型の買い替えということになります。

 5年前に手に入れた時と同じような値段でさらに大きなサイズのテレビも手が届くのでしょうが、置いてある台や部屋の配置的に、テレビ画面のサイズアップはアンバランスになってしまうため、今のサイズを維持したいところです。

 となると、テクノロジーとしては、HDR、より高性能なアップスキャン(高解像度化)、そして値段が高くなりすぎますが有機ELパネルという選択肢があります。いろいろ調べてみると、液晶なら5万円以下でそこそこのスペックのものが手に入るんですね。

 とはいえ、なんとなく決めかねている自分がいます。というのも、1週間テレビ無しの生活もあまり悪くないなと思い始めているからです。だらだらと見るコンテンツは無くなったけれど、見たいものは見ている、ということが明らかになった今、たとえばコンパクトなプロジェクターを用意して、これをメインの映像機器にしてしまっても良いのではないかと思い始めました。

筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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