国内では新顔のゲーミングスマホ「RedMagic 5」をフォトレポ

文●ASCII

2020年07月19日 12時00分

 ZTE傘下のスマートフォンメーカー、Nubia Technologyによるゲーミングスマホ「RedMagic 5」。日本での技適取得を行なうとともに、日本語ページもある直販サイトからは国内への発送にも対応している。後日詳しいレビュー記事を掲載予定だが、まずは写真中心のフォトレポでお届けしよう。

編集部に届いたのはEclipse Blackのモデル。ガラス素材がなかなか美しい。届いた段階では技適マークの入ったシールが貼られていたが、アップデート後にソフトウェア表示も可能に

 日本語ページに掲載されているのは、ド派手な赤が特徴の「Hot Rod Red」とメカっぽいデザインの「Eclipse Black」の2色。それぞれ8GB/128GB、12GB/128GBで、価格は629ドル(約6万8000円)と649ドル(約7万円)となっている(要内国消費税)。

Hot Rod Redも魅力的

イラスト入りの製品箱

 機能面での特徴では、6.65型有機EL(1080×2340、19.5:9)が144Hzのリフレッシュレートに対応している点(設定から切り替え可能)、CPUはSnapdragon 865で液冷+ファンの冷却システムを内蔵して高負荷時にも高い性能を発揮するとしている点、LPDDR5の高速DRAMとUFS3.0規格の高速ストレージを搭載する点、側面にゲーム用のキーを搭載する点などが挙げられる。カメラについてもスペックは高く、1/1.7型で6400万画素のソニー製「IMX686」をメインに、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラの組み合わせになっている。

ファン速度をMAXの設定でベンチマークアプリを走らせた。Antutu 8は60万点超え

メインにソニー製「IMX686」を採用したカメラ

トリガーボタンとして使える側面キー。ファン穴も

イヤホン端子もあり

nanoSIMスロットは表裏に装着するタイプで、microSDの追加は不可

付属のACアダプターは30Wタイプで、PSEマークもある国内でも使えるタイプ

右側面の赤いスライドキーでゲーム用モードに切り替えられる

ファンの設定も可能

 ネットワークでは、5Gは国内での対応は公表されていないが、4Gについては編集部で短時間試した限りにおいて、4キャリアのSIMがVoLTEを含めて利用可能だった。SIMスロットはnanoSIM×2で、microSDの増設は不可。指紋センサーは画面内蔵型で、顔認識にも対応。ソフトウェアはすべてが日本語化されているわけではなく、端末を使いこなすことはもちろん、直接のコンタクトが必要なサポート面など、ユーザーの努力が求められる場面は多々ありそうで、上級者向きの端末だということは理解しておく必要がある。

標準的な使い勝手のUIだが、すべての設定項目は日本語にはなっていない

リフレッシュレートやCPUファンの設定画面。現在のリフレッシュレートはステータスバーに表示できる

技適マークを確認。ゲーミングスマホらしく背面の「REDMAGIC」という文字やロゴはLEDで光らせることが可能

「RedMagic 5」の主なスペック
メーカー Nubia Technology
ディスプレー 6.55型有機EL(19.5:9)
画面解像度 1080×2340
サイズ 78×168.56×9.75mm
重量 218g
CPU Snapdragon 865
最大2.84GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 8/12GB(LPDDR5)
内蔵ストレージ 128/256GB(UFS3.0)
OS Android 10(RedMagic OS 3.0)
対応バンド 5G NR:n41/n78
LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17
/18/19/20/26/34/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/8/19
4バンドGSM
無線LAN Wi-Fi 6(2×2 MIMO)
カメラ アウト:64メガ+8メガ(超広角)
+2メガ(マクロ)/イン:8メガ
バッテリー容量 4500mAh(最大55W対応)
生体認証 ○(画面内指紋、顔)
USB端子 Type-C
SIM形状 nanoSIM×2
カラバリ Hot Rod Red、Eclipse Black

 

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