■米国では最大800ドルの割引も
果たしてiPhone 12シリーズは売れるのでしょうか。調査会社のCounterpoint Researchは、世界の5G需要を取り込めることから、iPhone 12の好調を予想しています。
また、米国では大きなキャンペーンも実施されるようです。アップルは米国の携帯キャリアと組み、最大800ドルの割引を提供するとのこと。これに対して日本ではキャリアによる端末割引が規制されていることもあり、盛り上がりに欠ける展開になりそうです。
今年はコロナ禍という特殊事情があることも予想を難しくしています。給付金などの影響で家計における貯蓄率は高まっており、どれくらいの人がスマホを買い替えるのか気になるところ。ニューノーマル対応という点では、指紋認証の使える第2世代のiPhone SEは引き続き人気を集めそうです。
これから本格化するブラックフライデーなどの年末商戦では、オンラインの比重が高まることが予想されています。スマホの購入にあたってはスマホ決済などと絡めたキャンペーンもうまく活かしたいところです。