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AQUOS senseシリーズの最新作「AQUOS sense6」はカメラとディスプレーが進化した高コスパモデル! (2/2)

文●友納一樹 編集●ASCII

2021年11月28日 12時00分

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CPUはミドルレンジ相当
欲しい機能は全部入り

 OSはAndroid 11、CPUはSnapdragon 690 5Gを搭載。メモリーは4GB、ストレージは64GB(今回使用したドコモ版)。外部ストレージはmicroSDカードにより最大1TBまで使用可能です。使用感としては、そこまで気になるほどではないものの、アプリの切り替えやカメラ使用中のモード切り替えに若干のタイムラグを感じました。

「Geekbench 5」アプリで計測したスコア

 AQUOSスマホではおなじみの便利機能を複数搭載。なかでも、スマホ決済を頻繁に利用する人なら「Payトリガー」は便利でしょう。指紋センサーに触れたままにしていると、割り当てた決済アプリを起動できます。

複数アプリを設定可能。決済アプリ以外も割り当てられる

 また、電源ボタンの2回押し/長押しでアプリを起動できる機能もあります。ほかにも、スクロールオートやClip Nowなどの独自機能が、設定の「AQUOSトリック」にまとめられています。

電源ボタンの押しかたで異なるアプリを呼び出せる(左)。設定でAQUOSおなじみの機能を設定可能(右)

 バッテリーは4570mAh。非使用時の電池の減りが遅く、最低限の普段使いがメインのユーザーであれば、公式サイトに書かれている「1週間の電池持ち」も実現しそうです。生体認証は顔と指紋に対応。指紋センサーはディスプレー下部に搭載します。おサイフケータイに対応するのはうれしいポイント。また、IPX5/8の防水性能とIP6Xの防塵性能を備えます。

【まとめ】カメラ、ディスプレー性能がアップ
senseシリーズの順当な進化モデル

 AQUOS senseシリーズは、そのコストパフォーマンスの高さと誰でも扱える使いやすさが魅力です。最新のsense6は、同シリーズらしい普遍的な使いやすさを持ちつつ、ディスプレーとカメラに性能の進化を感じました。特にIGZO OLEDを初搭載したディスプレーは、価格以上の性能の高さがしっかりあらわれています。また、カメラもじゅうぶんな性能で、エントリー~ミドルレンジでは差の出やすい夜景撮影も高いクオリティだと思います。

 AQUOS senseシリーズの魅力はそのままにグレードアップしたAQUOS sense6。コスパ重視の人は選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

シャープ「AQUOS sense6 SH-54B」の主なスペック
ディスプレー 6.1型液晶(約20.3:9)
画面解像度 1080×2432ドット
サイズ 約70×152×7.9mm
重量 約156g
CPU Snapdragon 690 5G(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS Android 11
5G Sub 6
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ画素数 約4800万画素(標準)
+約800万画素(広角)
+約800万画素(光学2倍)
イン:800万画素
バッテリー容量 4570mAh
FeliCa/NFC ○/○
防水/防塵 ○/○(IPX5,8/IP6X)
生体認証 ○(画面内指紋、顔)
SIM形状 nanoSIM
USB端子 Type-C
イヤホン端子
カラバリ ライトカッパー、シルバー、ブラック、ブルーメタリック(ドコモオンラインショップ限定)
 

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