シャープの最新ハイエンドスマートフォン「AQUOS R7(SH-52C)」。筆者も発売日にドコモ版を購入し、メインのAndroid端末として1ヵ月ほど使用しているので、ユーザー目線でのレポートをお届けします。
性能は間違いなくハイエンド
イヤホンジャックも搭載でゲームにも強い
まずは基本的なスペックから。プロセッサーはSnapdragon 8 Gen 1で、メモリーは12GB、内蔵ストレージは256GB。ディスプレーは約6.6型でPro IGZO OLEDパネルを採用しています。
ディスプレーの品質はさすがシャープ。黒の画面をプラスした240Hz駆動で、画面のスクロールなどは滑らか。自分は要件の厳しい3Dゲームなどはしないものの、タッチ操作の追従性も良く快適です。
さらにディスプレーの明るさも◎。設定で「アウトドアビュー」をオンにしておくと、最高ピーク輝度2000nitに。そのため明るい屋外でもしっかりとディスプレーが見られ、写真や動画撮影時にモニタリングがしやすく便利です。
またディスプレー内の指紋認証も精度が高く、指紋登録時も一回タッチする程度で認識するほど。もたつくことなくスリープから直接解除できるので便利です。
ディスプレー面は平面。前モデルのAQUOS R6では、ディスプレー左右の縁が丸まっているエッジディスプレーだったが、操作の際に誤作動も多かったため、使い勝手を考えれば今回のデザインの方が好みです。
本体サイズは約77×161×9.3mmで、重量は約208g。最近のハイエンドモデルは重量化傾向にあり、AQUOS R7も同じく200gオーバー。手に持ってみるとズシリと重さを感じます。またカメラ部分の厚さは実測で約12mmなので、かなり出っ張っている印象。レンズまわりの縁もエッジのある加工なので、ほかの機材などと重ねて収納する際には注意が必要です。
本体カラーはブラック、シルバーと2種類で、購入したのはブラック。どちらも背面素材はガラスでマットな加工が施されているため、直接触っても指紋が付きにくい処理になっています。