ドコモ、スマホの故障以外に自宅のPCやテレビ、スマホ決済の不正利用もセットの新補償サービス

文●ASCII

2022年09月05日 18時20分

 NTTドコモは、スマートフォンやタブレットの故障や盗難に加えて、自宅で利用中のデジタル機器、スマホ決済での不正利用、腕時計やカメラなどの携行品の破損などをトータルで補償するサービス「smartあんしん補償」を9月15日に開始する。

 この「smartあんしん補償」は、「ご利用機種の補償」「イエナカ機器補償」「スマホ不正決済補償」「携行品補償mini」の4つからなり、「携行品補償mini」以外は個別の申込は不要。

現行の「ケータイ補償サービス」に
自宅のデジタル機器やスマホ決済の不正利用への補償が追加

 ドコモでの端末購入、もしくは機種持込での契約から14日以内で申込ができ、月額料金は端末価格に応じて、330円/550円/825円/990円のいずれかが設定されている。ahamoを含めたドコモ回線契約者のみならず、「dアカウント」「ビジネスdアカウント」のユーザーでも契約可能(「ご利用機種の補償」はドコモで購入した端末のみ)。

 個々の補償内容を見ていくと、「ご利用機種の補償」は2022年9月15日以降にドコモが発売したケータイ/スマートフォン/タブレットが対象(一部機種を除く)。故障、水漏れ、盗難、紛失などのトラブル時に代替機が2日以内に提供される。そのうえで、修理費用の一部サポート、データ復旧費用の割引などが受けられる(年2回まで、ユーザー負担(5500~1万2100円)あり)。これらの内容は現行の「ケータイ補償サービス」と同じ。

 「イエナカ機器補償」は、PC、テレビ、ゲーム機など、自宅で使っているインターネットにつながるデジタル機器(同居家族の機器も対象)の故障、破損時に修理や代替品の提供をするというもの。補償上限額は1回あたりPCとテレビが7万円、タブレットが4万円、その他の機器が3万円となっている(年2回まで)。

 「スマホ不正決済補償」は、QRコード決済、後払い式電子マネーなど、スマートフォンに設定されている決済サービスの不正利用の被害を補償するというもの。補償上限額は1回あたり100万円まで(年1回まで)。決済事業者が「不正利用」と認めたケースに限られ、決済事業者によって補償される額を除くとしている。

 「携行品補償mini」は、契約者本人が所有する腕時計やカメラなどの携行品に、日本国内で外出先で損害が生じた場合に補償されるというもの。補償上限額は1万円でユーザー負担額は3000円。

 

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