アップルは、第2世代となる「AirPods Pro」を発表した。9月9日注文受付開始で、23日に発売する。価格は3万9800円。
搭載チップが新しくなることで
ANCや空間オーディオの性能がさらにアップしたAirPods Pro
2019年リリースの前モデルから3年ぶりに次世代に移行したAirPods Pro。外観こそ大きな変化はないが、新しく開発された「H2チップ」の搭載により、大幅なアップグレードが実現されている。
新機能の1つ目が新たな外部音取り込みモード。耳にAirPods Proを着けたままでも周囲の音を聞くことができるモードだが、たとえば工事の音や車のサイレン、ライブでの大音量スピーカーなど、周囲に発生した大きなノイズのみをH2チップが自動的に判別して除去してくれる。また、アクティブノイズキャンセリング機能についても、性能が最大2倍になったとしている。
また、空間オーディオでは、より正確なリスニング体験を実現すべく、iPhoneのTrueDepthカメラを使って、自分の頭や耳の大きさや形状を判別して、自分専用に調整してくれる。
このほか、付属するイヤーチップが4種類になり、XSサイズが追加。iPhoneなどを使わずに、AirPods Proの軸部分の操作で音量の調整が可能に。バッテリー駆動時間は、従来モデルより1.5時間長くなり、最大6時間。ケースも含めると最大30時間の再生が可能。このケースはLightningケーブル、MagSage、Qi準拠の充電パッドのほか、Apple Watch用の充電器でのチャージにも対応した。