SDカードやSSDなどの外部ストレージを利用する
近年発売されたiPadはUSB-C端子を搭載しているので、SSDやHDD、SDカード、USBメモリーといった外部ストレージとの接続がやりやすくなった。これにより、外部ストレージをiPadに接続するだけで、「ファイル」アプリからストレージ内にあるファイルの移動やコピーといった操作が可能だ。
なお、対応しているファイルシステムは、「exFAT」「FAT32」「HFS+」「APFS」となる。Windows標準のファイルシステムである「NTFS」でフォーマットされた外部ストレージの場合、読み込みのみ可能で、書き込みはできない(iPadOS 15以降の場合。iPadOS 14以前は読み込みも不可)。外部ストレージを使ってiPadとWindowsで相互にデータをやり取りするには、「exFAT」または「FAT32」でのフォーマットが必要なので覚えておこう。
接続した外部ストレージを取り外す際は、そのまま外部ストレージを取り外せばいい。ただし、データをやり取りしている最中に取り外すと、データの破損やストレージの故障につながるおそれがあるので、すべての処理が終わっていることを確認してから取り外そう。