iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】「ファイル」アプリを使えばオンラインストレージやNASのファイル操作や管理が断然ラクになる (2/4)

文●岩渕 茂 編集●ASCII

2023年01月09日 14時00分

SDカードやSSDなどの外部ストレージを利用する

 近年発売されたiPadはUSB-C端子を搭載しているので、SSDやHDD、SDカード、USBメモリーといった外部ストレージとの接続がやりやすくなった。これにより、外部ストレージをiPadに接続するだけで、「ファイル」アプリからストレージ内にあるファイルの移動やコピーといった操作が可能だ。

iPadに外部ストレージを接続すると、サイドバーにストレージ名が表示される。ここをタップすれば、ストレージ内に保存されたデータを管理できる。

 なお、対応しているファイルシステムは、「exFAT」「FAT32」「HFS+」「APFS」となる。Windows標準のファイルシステムである「NTFS」でフォーマットされた外部ストレージの場合、読み込みのみ可能で、書き込みはできない(iPadOS 15以降の場合。iPadOS 14以前は読み込みも不可)。外部ストレージを使ってiPadとWindowsで相互にデータをやり取りするには、「exFAT」または「FAT32」でのフォーマットが必要なので覚えておこう。

NTFSでフォーマットされたストレージの場合、データの読み込みは可能。しかし、書き込もうとすると禁止アイコンが表示されて書き込みできない。(画面はiPadOS 16)

 接続した外部ストレージを取り外す際は、そのまま外部ストレージを取り外せばいい。ただし、データをやり取りしている最中に取り外すと、データの破損やストレージの故障につながるおそれがあるので、すべての処理が終わっていることを確認してから取り外そう。

パソコンと違って、ストレージの取り外しに特別な操作は不要。取り外す際は、すべての処理が終わっていることを必ず確認しよう。

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