iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】iPadの「ブック」アプリは「Apple Books」も読めるし、PDFファイルの管理もバッチリ! (3/5)

文●岩渕 茂 編集●ASCII

2023年03月06日 14時00分

書籍を読みやすく設定する

 画面が大きいiPadでは、小説などの書籍の場合、相対的に文字が小さくなってしまい、読みにくく感じることがある。そのため、「ブック」アプリで本を快適に読むには、自分好みに設定しておくことが重要だ。設定を変更するには、本を開いてから設定画面を呼び出せばいい。

本を開いた状態で画面をタップ。右下に表示されたアイコン→「テーマおよび設定」をタップすると設定画面が開く。

●テーマを変更する

 「ブック」アプリでは、テーマが6つ用意されている。テーマを変更すると、背景色とフォントをまとめて変更できるので、いろいろと試してみて、読みやすいものを設定しておこう。

テーマは全部で6つ用意されている。タップするとすぐに反映されるので、最も読みやすいものを選択しよう。

●文字の大きさを調整する

 文字の大きさは、小さい「ぁ」、あるいは、大きい「あ」をタップして調整する。小さい「ぁ」をタップすると文字が小さくなり、大きい「あ」をタップすると文字が大きくなる。

小さい「ぁ」をタップすると文字が小さくなり、大きい「あ」をタップすると文字が大きくなる。下のドットで現在の大きさを確認できる。

●フォントや間隔を調整する

 「オプション」をタップすると、フォントや行間隔、文字間隔などの調整が可能だ。視認性が高まるように、好みのフォントに変更しておこう。また、必要に応じて行間隔や文字間隔を調整しておくと、さらに読みやすくなるだろう。

フォントを変更するには、「オプション」をタップ。「フォント」で使いたいフォントを選択する。「ボールドテキスト」をオンにすると、フォントを太字にできる。

「カスタマイズ」をオンにすると、行間隔、文字間隔、単語間隔を調整できる。

●本を縦スクロールで読む

 iPadは画面が大きいので、図解が多い書籍を読むのに最適だ。しかし、このようなタイプの書籍では、図解と解説がページをまたいでしまうことがあり、読みづらく感じてしまう。こんなときは、スクロールで読めるように設定するといいだろう。

 「ブック」アプリでは、縦方向に無段階・無限スクロールして読むことが可能なので、ウェブサイトを見るような感覚で読み進められる。また、図解と解説がページをまたいでいても、(レイアウトしだいだが)同じ画面内に表示させることが可能だ。

本をページめくりではなく、スクロールで操作するには、設定画面で縦スクロールアイコンをタップする。

スクロール表示に切り替わり、ページをまたいでいても表示範囲内なら同じ画面で表示される。この表示方法は、iPadを縦持ちにして使うのがおすすめだ。

●ライトモードやダークモードを切り替える

 ライトモードやダークモードも変更が可能だ。設定の選択肢の中にある「デバイスに合わせる」を選択すると、iPadのモードに合わせて自動的に変更される。「周囲に合わせる」を選択すると、その場の明るさに応じてライトモードとダークモードが自動的に切り替わる。

ディスプレーの明るさアイコンをタップすると、表示モードを選択できる。「デバイスに合わせる」は、iPadのモードに合わせて自動的に切り替わり、「周囲に合わせる」は、その場の明るさに応じて切り替わる。

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