やっぱり快適に使うなら8シリーズのスナドラ!? 人気SIMフリースマホ全紹介【ハイエンド編】 (2/4)

文●アスキースマホ総研

2023年05月04日 12時00分

光学5倍の望遠レンズと超解像ズームで、望遠での撮影が◎
Pixelシリーズの現行最上位「Pixel 7 Pro」

 おなじみグーグル「Pixel」シリーズの現行フラグシップモデル。4万円強の価格差がある後述の「Pixel 7」とは同じSoC(Google Tensor G2)を搭載しているが、画面サイズ(7の6.3型に対し、6.7型)、画面解像度、ディスプレーのエッジデザイン、リフレッシュレート(90Hz→120Hz)、メインメモリー(8GB→12GB)、ミリ波対応(7はサブ6のみ)などがある。

ディスプレーの両端がかなり大きく曲面になっているのがわかる

 ただし、最大の違いと言えるのがカメラ。メインの50メガ、超広角の12メガはPixel 7と共通だが、ここにペリスコープ式の光学5倍の望遠レンズが加わる。これと超解像ズームとの組み合わせで望遠は最大30倍まで対応。しかも高度な画像補正技術で画質も極めて高い。望遠での撮影を頻繁にするユーザーなら、価格差はあっても、このPixel 7 Proがオススメだろう。

最近のPixelシリーズはカラバリも魅力の1つだ

 なお、5Gについてはドコモ4.5GHz帯のn79には今回も非対応。ドコモユーザーにとっては、ネットワーク対応にやや制限が加わる点は考慮したい。

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望遠をそれほど使わないのであればこちらがオススメか
比較的使いやすいサイズで価格も手頃「Pixel 7」

 続いてはよりお手頃な「Pixel 7」。価格は128GBモデルが8万2500円だが、Googleストアはセールを積極的に展開しており、GWも5月7日まで割引中で7万4500円だ。

Pixel 7は前面はほぼフラット。しかも横幅は比較的抑えられている

 Pixel 7 Proのところで説明したように、望遠レンズこそ装備しないが、超解像ズームは本機でも利用でき最大8倍まで対応。多くの場面で十分なものとなっている。

カメラは標準+超広角の2眼構成。しかし、超解像ズームがかなりカバーしてくれる

 一方で画面サイズは6.3型、横幅は約73.2mm(7 Proは約76.6mm)と比較的使いやすいサイズに収まっているほか、ディスプレーもほぼフラットなタイプなので、こちらの方が使いやすいというユーザーも多いはず。Lemongrass、Snow、Obsidianという3色のカラバリも非常に魅力的だ。

nanoSIM+eSIMでのデュアルSIMが可能なPixel 7だが、最近のアップデートでデュアルeSIMでの利用も可能になった

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スナドラ8 Gen 1搭載機が安い! セールも頻繁に開催
シャオミ「POCO F4 GT」

 シャオミの中でもより廉価なラインとして展開されている「POCO」ブランド。そのハイスペックモデルが「POCO F4 GT」となる。

ゲーミングスマホ寄りのシャオミ「POCO F4 GT」。Snapdragon 8シリーズ搭載機を非常に安価に入手できる1台という面も持つ

 すでに世代こそは若干古くなったが、ハイエンド級性能のSnapdragon 8 Gen 1を搭載しながら、価格は7万4800円。さらに頻繁に開催される各種セールでは6万円台、5万円台の価格で販売されていた実績ありで、高性能SoC搭載モデルをお手頃に入手できる1台と言える。

 ゲーミングスマホという要素もあり、側面にはスライドキーの操作でポップアップするトリガーボタンがある。サイバーイエローのカラバリもインパクト大。FeliCaや防水はサポートしておらず、メイン機としては……という部分もあるが、ゲーム用のサブ機という使い方もありかもしれない。

側面にポップアップ式のトリガーキーを装備

こちらがサイバーイエローの外観

●イエローが眩しい! ハイエンド性能が半額の「POCO F4 GT」は強力ゲーマー向けスマホ
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