Fitbit Airの良かった点となじまなかった点
ここからはFitbit Airのハードウェアの良かった点と、筆者になじまなかったところをレポートします。
本機の特徴をひと言にまとめると「Geminiとチャットしながら健康管理を楽しめるフィットネスデバイス」であると筆者は感じました。
Google Healthアプリに搭載された「コーチに質問」機能がとてもユニークです。Geminiとチャットしながら、たとえば「オフィスでできる15分間の、首・肩・腰のリフレッシュとメンテナンスに効果的なエクササイズのメニューを作って」といった自然な文章でリクエストを入力する、即座にカスタムワークアウトを生成してくれます。生成されたエクササイズはアプリ内に保存ができ、あとからでも繰り返し実践できます。
各種センサーを搭載するデバイス本体が、バンドから簡単に取り外せる構造になっています。日常的に使用して汗や汚れが気になった場合でも、本体を外してバンドだけ水で洗えます。リストバンド型のウェアラブルデバイスは夏場に汚れやすいので、清潔に保てる設計が魅力的です。
オプションとして販売されている交換バンドの種類も豊富に揃っているので、ファッションアイテムとして身に着けられます。
Fitbit時代から定評のある睡眠トラッキング機能は健在です。新しいアルゴリズムにより睡眠ステージの判定精度が向上しており、睡眠スコアやレム睡眠・深い睡眠の割合、途中の覚醒時間などが、アプリ上で非常にわかりやすいグラフとして可視化されます
画面がないぶん、本体はとても軽くスリムです。就寝時に身に着けていても負担を感じにくいので、ウェアラブルデバイスによる睡眠トラッキングの習慣を身につけられなかった人にもオススメです。バッテリーが最大1週間持続するため、充電の手間も軽減されます。
ここからは、筆者がFitbit Airを使ってみて、自分になじまなかったポイントです。
これは製品のコンセプトとのトレードオフになりますが、画面がないため、アラームの設定やワークアウトの開始、測定結果の確認など、ほぼすべての基本操作にスマホとアプリが必要になります。
先ほど、画面を持たないことで装着感がとても高く、ウォッチとの2台持ちが違和感なくできることを特徴に挙げましたが、手元で通知のテキストを確認したい場面などでは、やはり「画面付き」のモデルの需要も確実にあると実感します。
今後のハードウェア展開において、できるだけコンパクトでスリムなサイズを保ちながら、小さな画面を載せたFitbitの新しいトラッカーがラインナップに加わることを期待したいです。
Fitbit Airにはウォーキングやランニング、サイクリングなどを自動的に検知して記録する機能があります。しかし、サイクリングなどの一部のアクティビティは、継続して15分以上行なわないと自動記録の対象になりません。これはPixel Watchでも同様です。
日本の都市部における通勤や通学、ちょっとした買い物での自転車移動を考慮すると、5分や10分といった短い時間に自転車で移動する機会もよくあります。自動記録が有効になる時間設定の幅を、短い方にも拡大してほしいです。



























