ウェブサービスとモバイルデータ通信の組み合わせに
何か大きなことが起きる予感を感じた
今回はケータイやサービスではなく、NTTドコモのデータ通信アダプタ「L-05A」を採り上げる。ネットブックが非常に好調だが、ネットブックがその存在感を見せるためにはインターネットに繋がり、そしてウェブサービスにアクセスできなければならない。そのインターフェイスを担う存在がデータ通信用のアダプタだ。
下りが7.2Mbps、上りが5.7MbpsというHSUPAに対応する通信アダプタ「L-05A」を生活に取り入れたとき、何が起こるのだろうか。
L-05Aを導入したきっかけは2009年3月。ポッドキャストでご一緒している林 信行さん(nobiさん)と、名古屋・大阪のアップルストアツアーを敢行した。乗車した新幹線は無線LAN対応ではなかったため、nobiさんのMacに接続している「L-02A」でネットに接続。ウェブを介したサンフランシスコからのUstream(ウェブカムを使ったネットライブ中継)を見ていた。
東京から名古屋へ高速で移動している電車内で、サンフランシスコからの生中継映像を、トンネルの中でも途切れることなく見続けている自分がいるのだ。何が起きているのかと混乱もした。ウェブサービスとモバイルブロードバンド環境を組み合わせると「何かとんでもない事が起きる」と感じた瞬間でもある。