■ソニーはビデオ配信で新製品を発表
ただ、ファーウェイの新製品発表会は、300名ほどのメディア関係者が集まったものの、ほとんどがヨーロッパの記者であった。アジア圏からは日本のフリーランスが10名程度、参加しただけにすぎない。しかも、新製品発表会に参加するには、事前に体温測定を求められたのだった。
発表会は、ファーウェイのデバイス部門トップであるリチャード・ユー氏がプレゼンしたのだが、事前にビデオ収録した映像が流されただけであった。
プレゼン終了後にタッチ&トライ会場がオープンし、記者は実際に発表された製品を試し、撮影する機会が与えられた。
例年MWCで新製品を発表していたソニーは、YouTubeによるビデオ配信で新製品「Xperia 1 II」を披露した。あらかじめ、ソニー本社で収録した岸田光哉社長によるプレゼンを流したのであった。
ソニーにおいては、日本のキャリアがXperia 1 IIを採用する計画となっている。
3月には日本のキャリアによる5Gサービスの記者会見が続々と予定されている。このタイミングを逃すわけにはいかず、YouTubeによるビデオ配信形式の発表に踏み切ったようだ。
そんななか、頭を抱えているのがキャリアやメーカーの広報担当者だ。