●トレンドの変化は一時的なものか?
アップルは3月にiPad ProとMacBook AirとMac mini、5月にMacBook Pro 13インチの新モデルを投入し、新型コロナウイルスの状況下でもサプライチェーンを動かし、新製品を投入して見せ、強力なビジネス維持能力を見せつけました。
しかし、これらの製品の投入を延期しなかったことにも理由があります。
アップルの決算に関する電話会議でティム・クックCEOは、iPhone、Apple Watchの減速とともに、iPad、Macに対する力強い需要を指摘しました。特に、Work from home(リモートワーク)、オンライン授業を挙げ、自宅で仕事や教育に参加するためのデバイスとして、iPadやMacに対する需要が高まる点を指摘しました。
確かに、現在の我々の生活を見ると、「Stay Home」、「#おうち時間」などの呼びかけのとおり、外出を必要最低限に控え、感染しない・させない生活を心がけるようになりました。また新しい生活様式として、人と会った記録をする、食事は横並び、なども提唱されつつあります。
我々は、外に出歩かなくなったのです。