Windows情報局ななふぉ出張所

スマホ新料金 オススメは楽天+メイン回線 (2/3)

文●山口健太

2021年02月12日 09時00分

■ワイモバイルは家族割で反撃、切り札「iPhone 12」も

 楽天の発表に続き、ソフトバンクは「ワイモバイル」の新料金プランをテコ入れしてきました。UQモバイルの「3GB 1480円」に対抗し、ワイモバイルはセット割または家族割適用時の2回線目以降の割引額を増やしています。

ワイモバイルの新料金プラン。当初の発表よりも割引を増額した

 また、2月4日に開かれたソフトバンクの決算説明会ではエリアや端末といった点でワイモバイルの優位性を強調しました。

 ワイモバイルのネットワーク品質はソフトバンクと同じで、エリアは楽天を圧倒しています。今夏に「人口カバー率96%」を目指す楽天ですが、96%でつながるのは人口密集地に限られ、まだまだ圏外の場所は残ると予想されています。

 大手3キャリアは、そこから1%ずつ数字を高めるのに莫大な時間とコストをかけたことで知られています。「96%から99%まで、数兆円単位のお金がかかる」と宮内謙社長は言います。

楽天は「人口カバー率96%」を目指すが、圏外の場所は残りそうだ

 さらに端末では、ワイモバイルの5G対応にあわせて「iPhone 12/iPhone 12 mini」の取り扱いを発表。現行の主力機種を投入することで、5Gの提供が今夏となるUQはもちろん、iPhoneにまだ正式対応していない楽天に強いプレッシャーを与えています。

ワイモバイルがiPhone 12、iPhone 12 miniを取り扱う

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