■メイン回線に楽天を加えるのがおすすめ
各社の新プランの全体像が見えてきたところで、筆者のおすすめは大手3キャリアからメイン回線を選び、そこにサブとして楽天モバイルを加えるという構成です。
メインの回線としては、povoは24時間使い放題のオプションが魅力です。海外利用にも対応したahamoや、家族割で大幅に安くなるワイモバイルも有力な選択肢です。テザリングも含めて無制限の「5Gギガホ プレミア」で、固定回線を置き換えるのも面白そうです。
それに加えて、楽天の「1GBまで無料」を活用しない手はないでしょう。楽天市場でのポイント倍率が+1倍となるため、持っているだけでお得になります。さらに楽天のエリアが拡大したところで、メイン回線と入れ替える手もあります。
楽天の1GB無料は「1回線目のみ」ですが、契約中の回線を解約し、再契約した場合でも「1回線目」とみなされます。このルールを活用することで、まずはサブ回線として契約し、後からメイン回線にしたいという用途にも対応できそうです。
こうして料金プランの幅が広がったことで、これまでにないレベルで携帯料金を節約する人や、無制限を活用して新たな使い方を見出す人が現れるでしょう。使いこなし次第ではありますが、さまざまな方向に夢が広がったという印象です。