T教授の「戦略的衝動買い」

USB Type-A端子に深く潜り込む、激レアなType-C変換アダプターを衝動買い (1/2)

文●T教授、撮影● T教授、編集● ASCII

2026年05月02日 12時00分

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USBアダプター

今回の衝動買いはAliExpressで見つけた超小型のType-A to Type-C変換アダプター。5個セットでやってきた

ネット徘徊中に見つけたType-AーType-C変換アダプター
USBメモリなどのType-A端子を最小限でType-Cにしてくれる

 世界最大のECサイトの一つであるAliExpressを夜な夜な徘徊していると、時折、秋葉原のバックストリートにあるジャンク屋ですらお目にかかれないような、極めて尖ったアイテムに遭遇することがある。

 今週の衝動買いは、そんな電脳の海で見つけた「USB Type-Aプラグを瞬時にType-Cへと変貌させる」極小の変換アダプターだ。

 一般的に変換アダプターと言えば、今でもケーブルが介在するタイプやType-Aプラグを背後に挿入するソケットタイプが主流だが、今回紹介するブツは、デバイス側のType-Aプラグの内部に深く潜り込み、最小限のサイズアップでType-C化してしまうという、極めてレアなプラグイン・タイプである。

USBアダプター

アダプターの表と裏。パーツの中にType-Cの接点が凝縮されている

 今回のプロダクトを手に取ってみると、その小ささに驚かされる。まるでType-C USBメモリーの心臓部だけを取り出したかのようだ。

基本構造は一般的な変換アダプターと違いはない
データ通信用の信号線も用意されている

 基本構造はレガシーなUSB Type-Aをベースとしており、接点はVBUS、GND、そしてデータ通信用のD+/D-の計4本のみという潔さである。振り返ればUSB Type-Aは1996年頃に登場し、当初はキーボードやマウスの接続に使われ始めた。その後、フロッピーディスクに代わる記録メディアとしてUSBメモリーが爆発的に普及し、周辺機器の標準インターフェースとして君臨してきた。

USBアダプター

一般的なUSBケーブルとUSBメモリーのType-A。構造はどちらもまったく同じだ

USBアダプター

オーソドックスな「袋状」のType-Aプラグを持つUSBメモリーが今回の相棒だ

 このアダプターを活用する上で最も注意すべきは、相手となるUSBプラグの形状だ。筆者の知る限り、USB Type-Aプラグには2つの流派がある。1つは金属製の板を折り曲げて「袋状」に成形した一般的なタイプ。もう1つは、極薄のプラスチック板の上に4つの接点がフラットに並んでいるだけのタイプだ。

 今回のアダプターが対応できるのは前者のみ。後者のフラットなタイプは、アダプターを物理的にホールド・固定するための「袋」がないため、残念ながら装着することすら叶わない。

USBアダプター

装着不可なタイプのUSBメモリー。1枚の板に接点が並んでいるだけでは、アダプターを固定できない

USBアダプター

袋状のプラグにアダプターを装着。Type-Cプラグの分だけ少し長くなるが、極めてスマートだ

 実際に、手元にあった典型的なデザインのUSBメモリーにこのアダプターを挿入し、筆者の愛機であるGalaxy Z Fold7に接続してみた。結果は上々で、内部のデータへ瞬時にアクセスし、読み書きすることが可能だった。

 しかし、ガジェットの神様は常に筆者に試練を与える。5個入りのセットのうち、なぜか一部の個体でデータがまったく認識されない事態が発生したのだ。そこで、手持ちのUSBケーブルテスターを用いて、5個すべてを徹底的に検証することにした。

USBアダプター

Galaxy Z Fold7に装着。全長は伸びるものの変換ケーブルを介すより、ずっと扱いやすい。期待どおりに、スマホ上でUSBメモリー内のデータを完璧に読み書きできた

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